NY原油市況=反発、年内の米利下げ観測の高まりが支えに

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/07     72.90       74.24       72.82       74.07        + 0.82
  2024/08     72.72       73.97       72.69       73.82        + 0.76
  2024/09     72.44       73.56       72.42       73.42        + 0.67
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              1,107,215             1,807,039    ( - 9,989)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/07     230.11    + 1.52
                            2024/08     231.98    + 1.44
         改質ガソリン       2024/07     235.36    + 0.41
                            2024/08     233.55    + 0.99
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が
0.76〜0.82ドル高。その他の限月は0.09〜0.67ドル高。
 9月の米利下げ開始観測が高まりつつあることが相場を支えた。高水準の米政策金利
が継続することによる景気悪化懸念がやや後退している。5月の米ISM非製造業景気
指数が53.8まで上昇し、今週にかけて高まった景気懸念を和らげたことも支援要
因。
 米エネルギー情報局(EIA)の週報では製油所稼働率が95.4%まで一段と上昇
し、繁忙期並の高水準となったが、ガソリン在庫は増加しドライブシーズン初期の需要
の高まりは今のところ限定的。ガソリン需要の4週間移動平均は日量907万
1000バレルまで増加しているものの、前年割れが続いている。戦略石油備蓄(SP
R)を除く原油と石油製品の在庫は合計で12億7664万バレルまで増加し、年初来
の最高水準を更新。
 S&P500やナスダック総合指数が終値ベースで過去最高値を更新するなど、株高
基調が続いていることは支援要因。悲観的な景気見通しを和らげているほか、資産効果
が消費を支える公算。
 時間外取引から通常取引前半にかけて7月限は前日終値を挟んで上下した。ただ、通
常取引終盤にかけて強含み、74.24ドルまで上げた。
 改質ガソリンの期近2限月は続伸、ヒーティングオイルの期近は反発。下げ一服後の
改質ガソリンは戻り歩調となっている。
米EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)
原油 +123.3万(4億5592万)
ガソリン +210.2万(2億3095万)
留出油 +319.7万(1億2249万)
(クッシング地区)
原油 +85.4万(3541万)
*()は在庫総量
今日の材料
・サウジ・アラムコ、アジア向けアラブライトの公式販売価格を引き下げ
・米原油在庫の市場予想は前週比200万バレル減
・米石油協会(API)が引け後に発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比405万2000バレル増
・ガソリン在庫は同402万6000バレル増
・留出油在庫は同197万5000バレル増
・クッシング原油在庫は同98万3000バレル増
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