[今日の視点]貴金属=反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、反発して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優勢とな
ろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高を受けて堅調となろ
う。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は22.13ドル高
の2355.49ドル、銀が39セント高の2999セント、プラチナが10.03ド
ル高の998.53ドル、パラジウムは10.03ドル高の933.14ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=155.86/88円で、前営業日の
大引け時点から0.10円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が1万1843円前後、銀は151.5円前後、プラチナ
は5020円前後、パラジウムは4600円前後。
【NY金は予想以下の全米雇用報告や米国債の利回り低下が支援】
 金はきのうの海外市場では、予想以下の全米雇用報告や米国債の利回り低下を受けて
買い優勢となった。
 金は予想以下の全米雇用報告や米国債の利回り低下が支援要因になった。5月の全米
雇用報告によると、民間部門雇用者数は15万2000人増加した。事前予想の17万
5000人を下回り、伸びは今年1月以来の低水準になった。米10年債利回りは4月
1日以来の低水準となる4.29%まで下落した。一方、5月の米ISM非製造業総合
指数は53.8と4月の49.4から上昇し、拡大・縮小を示す50を上回った。
 ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると、4月の世界の中銀による金の
純購入量は33トンとなった。トルコ、カザフスタン、インドなど8カ国の中銀が金1
トン以上を購入した。このうち、トルコ中銀が最大の8トンを購入。中国人民銀行は購
入ペースが大幅に減速しており、2トン未満にとどまった。
 銀はきのうの海外市場では、予想以下の全米雇用報告や金堅調を受けて買い優勢とな
った。
【プラチナは米国債の利回り低下や金堅調が支援】
 プラチナはきのうの海外市場では、手じまい売りが出る場面も見られたが、米国債の
利回り低下や金堅調を受けて地合いを引き締めた。
 プラチナは米国債の利回り低下や金堅調が支援要因になった。ドル建て現物相場は手
じまい売りが出て5月10日以来の安値985.20ドルを付けたが、米国債の利回り
低下や金堅調を受けて買い戻された。予想以下の全米雇用報告を受けて米10年債利回
りが2カ月ぶりの低水準となった。
<今日の予定>
・独製造業受注 2024年4月(経済技術省)
・ユーロ圏小売売上高 2024年4月(EUROSTAT)
・理事会結果公表(ECB)
・米貿易収支 2024年4月(商務省)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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