プラチナ午前=プラチナは反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはニューヨーク高を受け
て買い優勢で始まった。その後は、円安一服に上値を抑えられたが、ドル建て現物相場
の押し目を買われたことが下支えになった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが45〜70円高、プラチナミニが
29.0〜61.0円高、プラチナスポットが112円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが7929枚、プラチナミニが574枚、
プラチナスポットが1304枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米国債の利回り低下や金堅調が支援】
 プラチナは米国債の利回り低下や金堅調が支援要因になった。ドル建て現物相場は手
じまい売りが出て5月10日以来の安値985.20ドルを付けたが、米国債の利回り
低下や金堅調を受けて買い戻された。予想以下の全米雇用報告を受けて米10年債利回
りが2カ月ぶりの低水準となった。
 プラチナ先限は夜間取引で5033円まで上昇した。欧州時間に買い戻された。円相
場は1ドル=156円台前半で円安が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の999.24ドルから、戻りを売られ
たが、ドル安を受けて押し目を買われ、1000ドル台を回復した。
 午前11時現在、プラチナは1000.00ドル、パラジウムが942.70ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが988.50ドル、パラジウムが
924.01ドル。
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