穀物相場全体の水準が切り下がっている。作付けシーズンは今週でほぼ終わる見通し だが、特に目立った問題は認められない。天候相場型の売り圧力が優勢になっている。 5月は小麦相場の急伸がトウモロコシ相場を下支えしたが、その小麦相場も上げ一服と なっている。ロシアでは依然として降霜被害も報告されているが、米国で冬小麦の収穫 作業が始まっていることもあり、小麦主導でトウモロコシ相場を押し上げることも難し くなっている。数少ないポジティブ材料が、主要輸入国であるメキシコの熱波を受け て、メキシコ向けに米国産トウモロコシの輸出が拡大する可能性になる。ただし、輸出 環境に大きな変化が見られない場合には、農家の在庫売却が鈍化する価格水準を模索す ることになる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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