シカゴ大豆市況=期近から大幅反発、ブラジル供給不安と続落後の修正から

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2024/07   1,176.50    1,204.50    1,176.00    1,200.00     +22.75
   2024/08   1,175.00    1,198.75    1,173.25    1,193.50     +19.25
   2024/09   1,149.50    1,172.75    1,149.50    1,167.50     +17.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物        331,970       294,337         847,538  ( +11,683)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(5月30日までの週)
 大 豆:26万3400トン(事前予想レンジ:40万〜90万トン)
 大豆粕:25万4300トン(事前予想レンジ:10万〜40万トン)
 大豆油:   9500トン(事前予想レンジ:5000〜8000トン)
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*米気象庁発表の6−10日予報(6月12日−6月16日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は下回る〜平年並。
 コーンベルト東部の気温は平年並。雨量は下回る。
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 大豆は期近から大幅反発。終値の前日比は7.00〜22.75セント高。中心限月
の7月限は前日比22.75セント高の1200セント。
 米国の大豆輸出は依然として停滞していることが米農務省(USDA)の週間純輸出
成約高で明らかとなったが、ブラジルでの税制改革案を受けて農家による売り渋りが強
まるとの見方が強まったことが強気材料となった。この日の上昇で7月限は1200セ
ント台を回復した。
 7月限は前日の軟調地合いを引き継ぎ1176.50セントで小安く取引を開始。そ
の後は欧州の時間帯を終えるまで1178.50〜1184セントのレンジ内で高下し
ていたが、欧州の時間帯終盤には売り警戒感から買い戻す動きが広がって強含み、
1187セントの高値まで値位置を切り上げながらも1188セントを上値抵抗線とす
る動きが見られたが、シカゴの時間帯を迎えるとあっさりと上抜いて1200セント台
に到達。ブラジルで農家に対する税金控除変更案を受け、ブラジルの農家の穀物売却量
が減少し同国からの輸出が引き締まるのではないか、との懸念が買いを支援した。また
これまでの下落後の修正のための買戻しもあって値を伸ばし終盤に1204.50セン
トの高値を付けた後に値を落としたが、高値圏を維持して終えている。

 米農務省(USDA)が発表した5月30日までの大豆週間純輸出成約高は26万
3400トンで前週の33万6300トンを下回り引き続き低調だった。今年度の累
計純輸出成約高は4340万0600トンで前年度同期の5117万0600トンを約
15%下回っている。
 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、気温が低下するなか風が発生しているが、降雨はない。6日朝方
は五大湖周辺地域で散発的な降雨が発生。中西部の土壌水分の乾燥が進んでいるため、
コーンと大豆の作付もすぐに終了に向かいそうだ。またこの天気は収穫期を迎えている
冬小麦にとっても好適。

 米東部では寒冷前線が接近するなかで6日には雷雨が発生する見込み。今後数日間は
プレーンズ北部から北東部にかけての地域では気温が低下するなか風となる見込み。た
だ五大湖周辺地域では散発的な降雨が発生するだろう。今後5日間はロッキー山脈東部
からアパラチア山脈南部にかけての地域で25〜75ミリの雨量を伴う降雨が発生する
だろう。6日間予報については6月11〜15日には全国的に平年並〜平年を上回るだ
ろう。一方、ハイプレーンズ南部など一部を除いては雨量は平年以下〜平年並にとどま
るもよう。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。

 プレーンズでは、温かく降雨の発生がない中、農作業および穀物の生育が進行してい
る。6月2日までにプレーンズ南部での冬小麦の収穫は順調に進行。6日はプレーンズ
南部で気温が上昇し、テキサス州西部の多くの地域では最高気温は38℃程度に上昇す
る見込み。
 米国南部でも、アパラチア山脈、メキシコ湾岸東部から大西洋沿岸部にかけての地域
で散発的な降雨が発生。ただ、この雨は乾燥が深刻なフロリダ半島には到達していな
い。メキシコ湾岸西部では夏を思わせる熱波が広がり、テキサス州南部の気温は38℃
前後に達している。

 大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に堅調。共に大豆と同様にブラジルからの供給不安
が買いを支援した。大豆粕7月限の終値は前日比3.30ドル高の362.80ドル。
今日の材料
・コーンベルトでは、気温が低下するなか風が発生。
・中西部の土壌水分の乾燥が進んでいるため、コーンと大豆の作付もすぐに終了に
 向かう見込み。
・プレーンズでは温かく降雨の発生がない中、農作業および穀物の生育が進行。
・5月30日までの大豆週間純輸出成約高は26万3400トンで前週の33万
 6300トンを下回る。
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