プラチナ午前=プラチナは続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。プラチナはニューヨーク高を受け
て買い優勢で始まった。その後は、円高一服を受けて堅調となったが、ドル建て現物相
場の上げ一服に上値を抑えられた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、プラチナが23〜41円高、プラチナミニが
19.0円安〜35.5円高、プラチナスポットが81円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、プラチナが4687枚、プラチナミニが520枚、
プラチナスポットが1062枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米新規失業保険申請件数の増加や金堅調が支援】
 プラチナは米新規失業保険申請件数の増加や金堅調が支援要因になった。米新規失業
保険申請件数の増加や第1四半期の米非農業部門の労働生産性(改定値)の下方改定を
受けて米国債の利回りが低下した。1000ドル割れで下げ一服となり、買い意欲が強
まった。
 プラチナ先限は5073円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になった。円相
場は1ドル=155円台後半で円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の1009.15ドルから、米国債の利
回り上昇を受けて戻りを売られた。
 午前11時現在、プラチナは1003.60ドル、パラジウムが929.29ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1000.45ドル、パラジウムが
939.38ドル。
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