−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2024/ 8 2,325.0 -65.9 シカゴ大豆 2024/ 7 1,179.25 -20.75 NY銀 2024/ 7 2,944.0 -192.7 シカゴコーン 2024/ 7 448.75 - 3.25 NYプラ 2024/ 7 971.1 -40.5 NY原油 2024/ 7 75.53 - 0.02 NYパラ 2024/ 9 923.60 -14.00 ドル・円 156.70 + 1.08 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は156.70円水準で推移 NY為替市場は、米雇用統計を受けてドル買いが強まり、ドル円は一時157円台に 上昇する場面が見られた。ただ、以前のような力強さはなく、上値に慎重になっている のか、買いが一巡すると伸び悩む展開となった。 5月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数(NFP)が27.2万人増と予想を大き く上回る増加を示した一方、失業率は4.0%に悪化し、強弱まちまちな内容ではあっ た。ただ、平均時給は前月比0.4%、前年比で4.1%上昇し、いずれも前回を上回 っていた。インフレの粘り強さを示唆する内容ではある。 これを受けて市場は、FRBの年内利下げ期待を再度後退させており、9月の利下げ はほぼ無いとの見方に変化しているほか、年内も12月の1回に留まるとの見方を織り 込み始めている。 来週はFOMCが予定され、今回は委員の金利見通し(ドット・プロット)が公表さ れる。FOMCの結果発表当日の朝に5月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、 その数字次第の面もあるが、年末までの利下げ予想の中央値を3月時点の3回から1回 に下方修正してくるのではとも見られているようだ。 ◎NY貴金属=金は大幅反落、米雇用統計や人民銀の積み増し見送りで ニューヨーク金、銀は大幅反落。 金8月限は大幅反落。5月の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が前月比 +27.2万人と、市場予想の+19.0万人を大きく上回ったことから、米政策金利 の長期据え置き観測が強まった。ドルが急伸し、ドルの代替資産である金は売られた。 米平均時給の伸び鈍化が一巡したこともドル高要因。インフレ圧力の根強さが意識され ている。準備資産である金の積み増しを続けていた中国人民銀行(PBOC)が5月の 買い増しを見送ったことも重し。PBOCが保有する5月の金地金は5月時点で 7280万トロイオンスと、前月比横ばいとなった。 銀7月限は大幅反落。ドル高が重しとなった。 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが大幅反落、パラジウムは続落。 プラチナ7月限は大幅反落。米雇用統計を背景に米政策金利の据え置き長期化観測が 強まったことが重し。中国中銀による金準備の積み増しが一巡し、金相場が大幅反落し たことも圧迫要因。 パラジウム9月限は続落。プラチナ相場に連動した。 ◎LME=軒並み大幅反落、米国の利下げ着手期待の後退やドル高で アルミ3カ月物は反落。前日の堅調地合いを引き継いで2649ドルで小高く取引を 開始。しばらく2645ドルを下値支持線とする高もみとなった後に軟化しながらも欧 州の時間帯は2625ドルで下げ渋った。ただ、米国の時間帯には強気な米雇用統計を 受けた利下げ着手期待の後退、ドル高と金・銅市場の下落に追随して崩れ、終盤になり 2568ドルまで軟化。売り警戒から買い戻されたものの戻りは限られ、この日の安値 圏のまま引けを迎えた。 銅3カ月物は大幅反落。前日の大幅高の後の修正から売りが先行し1万0135ドル で取引を開始。その後のアジアの時間帯はジリ安で運ばれながらも1万0060ドルを 下値支持線としていたが、1万0060ドルを割り込んだことで手仕舞い急ぎの売りが 出て、一段安となり1万ドルを割れとなった。米国の時間帯を迎えてからは強気な米雇 用統計を受けて利下げ着手期待が後退するなかドル高が進行したことに加え、金の大幅 下落が手掛かりとなって下値探りとなり、終盤に9747.50ドルの安値を付けた 後、この日の安値に近い水準で取引を終えた。 ◎NY原油=小反落、堅調な米雇用統計が戻りを抑制 ニューヨーク原油の期近は小反落。 5月の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が前月比+27.2万人と、市場 予想の+19.0万人を大きく上回ったことから、米政策金利の長期据え置き観測が強 まったことが重し。高水準の金利負担が長引くことによる景気悪化が警戒された。た だ、雇用が堅調な米国はドライブシーズン入りし、需給の引き締まりが期待されている ため、下げ幅は限定的。 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反落。米政策金利の据え置き長期化観測 が重し。 ◎シカゴ大豆・コーン=概ね反落、ドル高や米産地の好天などを弱材料に 大豆は期近から大幅反落。 米雇用統計が予想以上に強気な内容となりドルが買い戻されるなか、すでに低迷して いる米国の大豆輸出がさらに停滞を余儀なくされるとの懸念が強まった。米産地の好天 に伴う作付け、生育進展見通しも重石。前日に大きく値を伸ばしていた反動から下げ幅 が大きくなり、多くの限月の前日の上げ幅が相殺された。 コーンは概ね反落。 強気な米雇用統計を受けたドル買いの動きや、ロシアの供給不安にもかかわらず伸び 悩む米国の輸出や米産地での順調な生育を受けた小麦の下落が弱材料となって売り優勢 で運ばれた。ただ、コーンは輸出が好調なだけに下げ幅は限られた。 MINKABU PRESS
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