プラチナ午前=プラチナは反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナはニューヨーク安を受け
て売り優勢で始まった。その後は、安値拾いの買いが入って下げ一服となった。パラジ
ウムの商いは成立しなかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、プラチナが160〜124円安、プラチナミニ
が158.5〜105.5円安、プラチナスポットが75円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、プラチナが9254枚、プラチナミニが963枚、
プラチナスポットが2502枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは金急落につれ安】
 プラチナは金急落が圧迫要因になった。中国人民銀行の金購入停止や堅調な米雇用統
計を受けて急落した。5月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比27万
2000人増となり、事前予想の18万5000人増を大きく上回った。米連邦準備理
事会(FRB)の9月の利下げ確率が低下した。
 プラチナ先限は夜間取引で5月9日以来の安値4868円を付けた。ニューヨーク安
が圧迫要因になった。円相場は1ドル=156円台後半の円安に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の971.25ドルから、ドル高に上値
を抑えられたが、安値拾いの買いが入って地合いを引き締めた。。
 午前11時現在、プラチナは973.40ドル、パラジウムが923.68ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが1008.11ドル、パラジウムが
926.01ドル。
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