プラチナ午前=プラチナは総じて続落、現物安が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが総じて続落。プラチナはニューヨーク市
場での上げ一服を受け、まちまちで始まった。その後は、円安となったが、ドル建て現
物相場の軟調を受けて戻りを売られた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時5分現在の前営業日比は、プラチナが48円安〜1円高、プラチナミニが
38.5円安〜9.5円高、プラチナスポットが18円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時5分現在の出来高は、プラチナが6049枚、プラチナミニが430枚、
プラチナスポットが3160枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは金堅調が下支えも買い続かず】
 プラチナは金堅調が下支えになったが、上げ一服となった。金に安値拾いの買いが入
ったが、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退がプラチナの上値を抑える要因
になった。今夜から始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)では、明確な方針を示さ
ないとみられている。
 プラチナ先限は4880円まで下落した。ドル建て現物相場の軟調が圧迫要因になっ
た。円相場は1ドル=157円台前半で推移した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の970.20ドルから、戻りを売られ
て軟調となった。
 午前11時現在、プラチナは963.43ドル、パラジウムが899.57ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが972.20ドル、パラジウムが925.72
ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。