[今日の視点]貴金属=金が続伸、現物高が支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が続伸して寄り付く見通し。金と銀はドル建て現物相場の上昇を受けて
買い優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて
軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は15.31ドル高
の2315.96ドル、銀が10セント高の2927セント、プラチナが2.20ドル
安の958.42ドル、パラジウムは4.10ドル安の892.13ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=157.14/16円で、前営業日の
大引け時点から0.11円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が1万1730円前後、銀は147.9円前後、プラチナ
は4845円前後、パラジウムは4600円前後。
【NY金は押し目買いも上げ一服】
 金はきのうの海外市場では、押し目を買われたが、米連邦公開市場委員会(FOM
C)待ちで上げ一服となった。
 金はニューヨーク市場で押し目を買われたが、上げ一服となった。米連邦準備理事会
(FRB)の利下げ見通しが支援要因だが、今回の米連邦公開市場委員会(FOM
C)では明確な方針を示すのは難しいとみられている。金ETF(上場投信)から投資
資金が流出しており、上値を抑える要因になった。今夜は5月の米消費者物価指数(C
PI)の発表もあり、インフレに対する見方を確認したい。
 銀はきのうの海外市場では、金に押し目買いが入ったことにつれ高となったが、ドル
高に上値を抑えられた。
【プラチナはドル高で戻りを売られる】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高を受けて軟調となった。
 プラチナはドル高が圧迫要因になった。米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据
え置きが見込まれている。ただ上海プラチナの出来高が増加し、中国勢の安値拾いの買
いが入った。ドル高が続くと、プラチナの上値を抑える要因になるが、安値拾いの買い
が続くと、下げ止まる可能性が出てくる。
<今日の予定>
・企業物価指数 2024年5月(日本銀行)
・中国消費者物価指数 2024年5月(国家統計局)
・中国生産者物価指数 2024年5月(国家統計局)
・独消費者物価指数 2024年5月確報(連邦統計庁)
・英貿易収支 2024年4月(国立統計局)
・英鉱工業生産指数 2024年4月(国立統計局)
・米消費者物価指数 2024年5月(労働省)
・米財政収支 2024年5月(財務省)
・米FOMC声明文公表
MINKABU PRESS 東海林勇行

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