[今日の視点]貴金属=金は続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が続落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優勢
となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがドル建て現物相場の上昇を受けて
小幅高となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は9.08ドル安の
2303.50ドル、銀が31セント安の2894セント、プラチナが1.08ドル高
の949.40ドル、パラジウムは5.32ドル安の889.82ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=157.12/14円で、前営業日の
大引け時点から0.03円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が1万1665円前後、銀は145.8円前後、プラチナ
は4800円前後、パラジウムは4600円前後。
【NY金はドル高で戻りを売られる】
 金はきのうの海外市場では、米生産者物価指数(PPI)の低下や米新規失業保険申
請件数の増加を受けて押し目を買われたが、ドル高に転じたことから戻りを売られた。
 金はドル高が圧迫要因になった。米連邦公開市場委員会(FOMC)で年1回の利下
げ見通しが示され、12月利下げの可能性が示された。米生産者物価指数(PPI)の
低下や米新規失業保険申請件数の増加を受けてCMEのフェドウォッチでは、米連邦準
備理事会(FRB)の9月利下げの確率が上昇したが、ドル安は続かなかった。5月の
米PPIは前月比0.2%下落と市場予想の0.1%上昇に反して下げに転じた。米新
規失業保険申請件数は前週比1万3000件増の24万2000件と、10カ月ぶりの
高水準となった。
 銀はきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて戻りを売られた。
【プラチナはドル高や金軟調が圧迫】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて戻りを売られた。
 プラチナは米生産者物価指数(PPI)の低下や米新規失業保険申請件数の増加が下
支えになったが、ドル高や金軟調を受けて戻りを売られた。米連邦公開市場委員会(F
OMC)でタカ派姿勢が示されたことがドル高要因となった。12月利下げの可能性が
示された。
<今日の予定>
・日銀総裁記者会見
・ユーロ圏貿易収支 2024年4月(EUROSTAT)
・米輸出入物価指数 2024年5月(労働省)
・米消費者信頼感指数 2024年6月速報値(ミシガン大)
・建玉明細報告(CFTC)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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