プラチナ午前=プラチナは反発、NY高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはニューヨーク高と円安
を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上昇を受けて堅調となっ
た。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、プラチナが61〜122円高、プラチナミニが
45.5円安〜120.5円高、プラチナスポットが110円高、パラジウムが出来
ず。
 午前11時2分現在の出来高は、プラチナが1万0224枚、プラチナミニが
1027枚、プラチナスポットが3336枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは買い戻し主導で上昇】
 プラチナは買い戻し主導で上昇した。ニューヨーク連銀製造業景況指数の改善を受け
て米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が後退したが、売られ過ぎの見方から買い
戻された。中国勢の安値拾いの買いが入ったことも下支えである。
 プラチナ先限は4978円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が支援要因になっ
た。円相場は1ドル=157円台後半の円安に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の970.80ドルから、買い戻しなど
が入って堅調となり、978ドル台まで上昇した。
 午前11時現在、プラチナは974.82ドル、パラジウムが891.69ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが952.05ドル、パラジウムが888.32
ドル。
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