[今夜の視点]シカゴ大豆=作柄悪化でアジア時間は堅調

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は堅調。11月限は1130セント台半ばまで戻している。
引け後の作柄報告で、「良」以上の割合が70%(前週72%、前年54%)、「劣」
以下の割合が5%(前週4%、前年12%)と、やや悪化していたことで買われる展
開。今週のコーンベルト南部や中部の熱波に対する最新の天気予報とともに、どの程度
米国の時間帯に支援材料視されるのか注目したい。

 前日のシカゴは期近から大幅続落。週間輸出検証高は33万トン台と引き続き低調だ
ったことや、米国産の順調な生育進展や作柄の見方で売られる展開。チャート悪化で下
げ幅が大きくなった。

 11月限は1129.50セントまて急落した後、引けは1130.25セントと、
1130セント台を何とか維持した。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 18:00 消費者物価指数 2024年5月確報(EUROSTAT)
◆ ドイツ ◆
【経済】 18:00 景況感指数 2024年6月(ZEW)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 小売売上高 2024年5月(商務省)
【経済】 22:15 鉱工業生産・設備稼働率 2024年5月(FRB)
【経済】 23:00 企業在庫 2024年4月(商務省)
【経済】 6/19 05:00 対米証券投資 2024年4月(財務省)
【工業】 6/19 05:30 週間石油統計(API)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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