海外市況サマリー(28日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/ 8 2,339.6  +  3.0  シカゴ大豆  2024/11 1,104.00  - 0.75
NY銀     2024/ 9 2,956.0  + 30.4  シカゴコーン 2024/12   420.75  -13.00
NYプラ    2024/10 1,014.1  +  7.9  NY原油   2024/ 8    81.54   -0.20
NYパラ    2024/ 9  977.90  +50.40  ドル・円               160.92   +0.13
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は160.90円台で推移
 NY為替市場、ドル円は序盤に戻り売りが強まったものの、ロンドンフィキシングを
境に買い戻しが出て、160円台後半まで戻す展開となった。この日は5月のPCEデ
フレータが発表になったが、前月比で横ばい、前年比で2.6%の上昇となった。FR
Bが注目する住宅とエネルギーを除くサービスインフレも前月比0.1%の上昇と昨年
10月以来の低い伸びとなっている。
 年後半のFRBの利下げ期待を正当化する内容で、市場では年内2回の利下げ期待を
若干強めているようだ。結果を受けてドル円が急上昇するようであれば、財務省による
介入も警戒されていたが、そのケースでは無さそうだ。
 ドル円も160円台前半に下落したものの、買い戻されている。本日は6月期末の取
引となり、PCEデフレータで下げていた米国債利回りも急速に上昇に転じる中で、ド
ル円も追随した。
◎NY貴金属=金は小幅続伸、米PCEコアデフレータの鈍化で
 ニューヨーク金は小幅続伸、銀もしっかり。
 金8月限は小幅続伸。5月の米PCEコアデフレータが前年比+2.6%まで鈍化
し、2021年3月以来の低水準となったことから、年内の米利下げ開始見通しが強ま
った。CMEのフェドウォッチにによると、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)
における利下げ確率は6割程度を維持している。ただ、月末・四半期末で金融市場全体
の動意は鈍く、金相場の上値は重かった。
 銀9月限はしっかり。金相場に連動した。
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナは小反発、パラジウムは続伸。
 プラチナ10月限は小反発。5月の米PCEコアデフレータが前年比+2.6%まで
鈍化し、2021年3月以来の低水準となったことがドルを圧迫した。ただ、月末・四
半期末で一方的な動きは限られ、上げ幅を削って引けた。
 パラジウム9月限は続伸。ドル安が支援要因。
◎LME=アルミ・銅は反発、米PCEデフレータの落ち着きを好感
 アルミ3カ月物は反発。2498ドルで小反発で取引を開始し、2494ドルで買い
支えられ、マイナスサイドに沈むことなく、アジア時間から堅調な値動きとなった。欧
州株はまちまちとなったが、5月の米個人消費支出(PCE)デフレータが落ち着いた
数字となり、序盤の米国株が堅調に推移、ドルが小安く推移からリスクオンの動きが強
まった。2543ドルまで上げ幅を拡大し、6月14日以来、2週間ぶりの高値をつけ
た。高値を離れたが堅調に引けた。
 銅3カ月物は反発。9519ドルで小反発で寄り付いた後、9496.50ドルまで
小幅続落となる場面があったが、中国株が反発したことで同国の景気不安が緩和され、
9500ドル割れは長く続かず、押し目買いで地合いを引き締めた。テクニカルからは
前日の安値9485.50ドルを割り込まなかったことが支援された。その後、5月の
米個人消費支出(PCE)デフレータでインフレの落ち着きが示されたことを好感。今
年の米利下げが2回になる期待にも後押しされ、9674ドルまで上げ幅を拡大した。
9700ドルが抵抗線となり、上げ幅を縮小も9600ドル水準を維持して取引を終え
た。

◎NY原油=小反落、仏国民投票控えて慎重な推移に
 ニューヨーク原油の期近は小反落。
 月末・四半期末であることから利益確定の売りが優勢となった。30日にフランス国
民議会選挙の第1回投票を控えた慎重な雰囲気も重し。マリーヌ・ルペン氏が率いる
「国民連合(RN)」が世論調査で優勢となっているなかで仏国債が軟調に推移してお
り、ソブリン・リスクの拡大が危惧されている。ただ、レバノンのイスラム教シーア派
組織ヒズボラとイスラエルの全面戦争リスクは下値を支えた。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反落。原油相場に連動した。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は小幅まちまち、コーンは総じて急落
 大豆は小幅に期近安の期先高。
 コーンが急落したことに圧迫されるなか、大豆は米国産の作付面積が3月末の作付意
向面積や事前予想平均を下回り強気な内容だった一方、全米四半期在庫は弱気な内容だ
ったことで強弱感が相殺された。底割れ場面はあったが、11月限は11ドルの節目を
維持したことで、チャート面からの売り圧力は強まらなかった。

 コーンは総じて急落。
 注目の米国産の作付面積、全米四半期在庫ともに弱気な内容となったことで、シカゴ
穀物のなかで最も売り圧力が強まり下げ幅が大きくなった。最近底割れして一代安値を
更新中だったこともあり、チャート面からの売り圧力も強く売りが売りを呼ぶ展開とな
った。米株安や原油も軟調で外部市場も弱かった。
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