NY原油市況=反発、全面戦争リスクで4月以来の高値を更新

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/08     81.45       83.64       81.38       83.38        + 1.84
  2024/09     80.56       82.58       80.49       82.32        + 1.68
  2024/10     79.65       81.57       79.65       81.33        + 1.57
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              526,702             1,700,600    ( + 6,362)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/08     261.47    + 8.16
                            2024/09     262.58    + 7.69
         改質ガソリン       2024/08     257.83    + 7.68
                            2024/09     253.80    + 6.70
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が
1.68〜1.84ドル高。その他の限月は1.09〜1.57ドル安。
 レバノンのイスラム教シーア派ヒズボラとイスラエルの全面戦争リスクが引き続き相
場を押し上げた。イランが支援するヒズボラと米国が支援するイスラエルが地上戦を含
む全面的な武力衝突を開始すると、中東の産油国は否応なく巻き込まれることから、供
給不安が高まる見通し。サウジアラビアやクウェートは自国民にレバノンから退避する
よう勧告している。
 11月の米大統領選に向けて、トランプ前大統領が優勢となっていることも支援要
因。トランプ氏は在任中にエルサレムをイスラエルの首都として認定しており、親シオ
ニストであることは明らかであるほか、イランを一方的に非難してイラン核合意を崩壊
させ、対イラン制裁を再開するなど、イランを嫌悪している。
 北半球の夏場の需給タイト化期待も支援要因。米エネルギー情報局(EIA)の週報
で、戦略石油備蓄(SPR)を除く原油や石油製品の在庫は増加傾向にあるものの、ま
もなく取り崩しが始まると想定されている。
 時間外取引で8月限は堅調。通常取引開始後は上げ幅を削る場面はあったが、上げが
加速すると83.64ドルまで上値を伸ばした。中心限月として4月以来の高値を更新
している。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反発。原油相場に連動した。
今日の材料
・イスラエルのガラント国防相、首相らに知らせず50人のパレスチナ人捕虜を解放
・イスラエル軍には1万人の兵士がすぐに必要=ガラント国防相
・サウジアラビア東部で新たな油田やガス田を発見
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