ゴム市況＝反落、上海ゴムの軟化を映す

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
               　 ＲＳＳ３　　　　　   　      　  　 ＴＳＲ２０
   2024/07　　    2024/12　  　  2025/06     　　2024/08        2025/07
　340.0  - 5.9   331.4　- 2.6　 330.0  - 3.0    277.0   0.0    279.0   0.0
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 　　　上海ゴム　　9月限  　14,990　　-　55　　　（午後3時10分時点）
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【市況】
　ゴムＲＳＳ３号は、反落。寄り付きでは、上海夜間の小幅高や株高には反応が薄く、
水準を引き下げる限月が目立った。中盤以降は、日中取引の上海ゴムが軟化したことを
受け、売りが先行した。ＴＳＲ２０は出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比５．９〜１．８円安。活発限月の１２月限は、
２．６円安の３３１．６円、期先２５年６月限は同３．０円安の３３０.０円、総出来
高は９１９枚。ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。

【１２月限はレンジ下限を試すか】
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、反落となった。活発限月の１２月限は、３３５円超
では戻りを売られ、３３０．６円まで下落する場面があった。１２月限は、６月中旬以
降、３２５〜３４０円前後でレンジ相場となっている。直近の動きとしてレンジの上限
を試して失敗となっており、目先、売り圧力が強まる可能性がある。
　その場合、６月１９日の安値３２４．８円がポイントになる。同水準をしっかり割り
込むと、節目の３２０円を試しそうだ。上海ゴムの中心限月の９月限は、節目の１万５
０００元を回復した後、再度、売り込まれている。上海ゴムが下攻めとなれば、ＪＰＸ
ゴムＲＳＳ３号も売り圧力が強まるだろう。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、ＲＳＳ３号が出来ず。ＴＳＲ２０は売りが先行し、１．８〜
０．８セント安。

　上海ゴムは、軟調。中心限月の９月限は、夜間取引では小高く推移し、前営業日比２
５元高の１万５０７０元で終えた。だが日中取引に入ると、徐々に売りが優勢となり、
一時１万４９２０元まで水準を引き上げた。

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