[本日の見通し]ゴム=やや買い優勢、日中取引の上海ゴムに注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 JPXゴムRSS3号は、やや買い優勢の展開となりそうだ。寄り付きは、上海夜間
の上昇を受けて、地合いを引き締める限月が目立ち、一部限月はプラスサイドに振れ
た。
 今日のJPXゴムRSS3号は、堅調に推移しそうだ。活発限月の12月限は、寄り
付き直後に317.9円まで上昇した。その後も317円台での取引となっている。
前日の取引では、実体の長い陰線を付け、節目の320円をしっかり割り込んだが、今
日は上海高から反発場面となりそうだ。
 16日以降、12月限は320円を挟んでの取引となっており、315〜325円前
後のレンジからどちらに放れるか注目される。今日は、上海夜間高の影響から、買いが
優勢となりそうだ。ただ、節目の320円の手前でもたつくようなら、戻り売り圧力が
高まるので注意したい。
 上海ゴムの中心限月の9月限は、前日の取引で1万4300元まで下落し、15日の
安値1万4330元を下抜いた。売りが先行すれば、目先、4月25日の安値1万39
55元を意識した展開となりそうだ。
 午前9時43分時点の円相場は1ドル=155.95円付近で推移している。

 午前9時43分時点のゴムRSS3号活発限月の12月限は同1.5円高の317.
1円。今日の日中、予想される12月限のレンジ315.0〜325.0円前後。

 今後一週間先までのRSS3号12月限の予想レンジは310.0〜330.0円。
テクニカルからの下値支持線は314.5円(6月18日安値)、上値抵抗線は32
5.0円(節目)。

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