●論点解説穀物、新穀豊作・旧穀農家売りで節目割れ=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシ相場は400セントの節目を割り込んだ。引き続き産地の気象環境は安
定しており、豊作見通しが織り込まれている。降雨が続く見通しであり、受粉期に深刻
なホット・アンド・ドライは発生しない見通し。8月のクロップツアーの報告内容など
にも注意が必要だが、現状では豊作見通しが修正される兆候は乏しい。そして、新たな
売りテーマが農家在庫売却の動きである。今年は一貫して農家が安値での在庫売却を渋
っていたが、現実には時間が経過する程に売却環境は悪化している。在庫保管コストの
支払いを求められる状況で、価格そのものが切り下がる最悪の環境にある。しかも、新
穀の収穫期が近づく中、旧穀在庫が投げ売りせざるを得ない状況に追い込まれている模
様だ。新穀は豊作見通し、旧穀は農家売り加速で、上値の重い展開が続いている。この
構図を崩していくシナリオを描けていない。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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