<大豆> シカゴ大豆11月限は7月26日に大きく値を下げた後も軟調な足取りを維持し8月 1日に1013セントに達して直近の安値を更新した。 米産地の気温は高温には至らないなか降雨が発生するなど、穀物の生育に最適な環境 が続いている。大豆の場合、7月後半から8月序盤にかけての時期が開花〜受粉期に当 たり、この時期の天候がイールドに最も大きく影響するが、これまでのところ、懸念が 深まるほどの天候リスクには見舞われていない。そのため、高イールド観測がさらに強 まることになりそうだ。 価格下落とドル売りの動きが輸出用需要拡大を促すとの期待が買い支え要因ながら、 供給面の弱さが重石となり、5日間移動平均が通る1030セント前後を上値抵抗線に しての上値を抑制される足取りが続くとみる。 <コーン> シカゴコーン12月限は7月29日以降も大幅安となった前週末の足取りを引き継ぎ 下値を探る足取りを展開し8月1日に一代安値となる395セントを記録。終値ベース で400セント(4ドル)を割り込んだ。 コーンの場合、開花〜受粉に当たるシルキング〜ドウの時期に天候リスクに見舞われ ることが最も警戒される。通常、米産地のコーンはシルキング〜ドウの時期を7月に迎 えるが、今年は一部を除くほとんどの米産地が好天に恵まれて7月を終えたことで、高 イールド実現はほぼ確実と見られている。 その一方で需要面についてはこれまで好調だった輸出が縮小傾向にある。米9月利下 げ着手観測から、ドルが売られる動きが続いているにもかかわらず、7月25日までの 週の米週間純輸出成約高は前週を下回る弱気な内容にとどまった。 ドル安傾向が輸出用需要を刺激するようであれば再び400セント台に値を乗せてく る可能性はあるが、豊作が見込まれるなかで輸出縮小の動きが強まるようであれば5日 間移動平均線が通る405セント〜410セントのレンジが抵抗線になり、低迷すると 予想する。 <小豆> 引き続き取組はゼロ。手出し難となっている。 MINKABU PRESS
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