前週は310円台をコアに揉み合う展開になった。供給不安と需要不安の綱引きが続 き、明確な方向性を打ち出せていない。産地では天候不順が続いており、産地相場の上 昇傾向は維持されている。まだ産地相場のピークアウトを確認できていないことはポジ ティブ。一方で中国経済の減速懸念は強く、需要不安から積極的に買い進むような動き は見られなかった。円高環境の影響もあって安値は更新しているが、大きな値動きには 発展しなかった。 今週も明確な方向性を打ち出しづらい。産地供給不安の織り込みが続いている間は、 大きく値を崩すことはないだろう。一方で、需要不安は強くなっており、他素材市況の 動向を無視してゴム相場を押し上げることも難しい。強弱評価の交錯で、ボックス気味 の展開が続く見通し。株安や円高がみられると下値不安が強まるが、一方的な相場展開 にはなりづらい。産地天候が安定化し始めると、漸く値崩れのリスクが高まる。 予想レンジは305〜322円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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