［今日の視点］とうもろこし＝先限は３万６０００円前後での高下で開始か

　とうもろこしは、シカゴの続落を受けて頭重い足取りとなりそう。１ドル＝１４６．
５０円からの換算値は１００円安。夜間の出来高は１枚の換算商いだけに超閑散商いが
続き、先限は前日の終値水準で取引を開始予想。

　とうもろこしの夜間取引は期先５月限のみ商いが成立。５月限は変わらずの３万
４０００円で夜間取引を終えた。先限は３万６０００円台を保てるかが注目される。夜
間取引に続いて日中取引も閑散商いを継続することが見込まれる。買い物薄のなかで小
口の売りが入れば下げ幅を拡大するリスクがある点に注意しておきたい。
　シカゴコーンは米産地ではコーンの生育に適した天気が続きこの時期の作柄としては
２０２０年以来最も良い状態にあり、豊作が見込まれている。１２日の米農務省（ＵＳ
ＤＡ）月例需給報告を前に玉整理基調が強まると見られるが、生産量引上げ観測が重石
となるなか、１２月限が終値ベースで４００セントを割り込む可能性が高まっている。
 ＪＰＸとうもろこし先限の寄り付き予想は３万５９５０〜３万６０５０円。本日の日
中取引の予想レンジは３万５５００〜３万６３００円。
＜今日の予定＞
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 国際収支（経常収支） 2024年6月（財務省）
【経済】08:50 対外及び対内証券売買契約等の状況 7月28日-8月3日（財務省）
【経済】08:50 対外及び対内証券売買契約等の状況 2024年7月（財務省）
【経済】14:00 景気ウォッチャー調査 2024年7月（内閣府）
◆ 南アフリカ ◆
【経済】20:00 製造業生産 2024年6月（南アフリカ統計局）
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 新規失業保険申請件数（労働省）
【経済】23:00 卸売在庫 2024年6月確報値（商務省）
【農産】21:30 週間穀物輸出成約高（USDA）
MINKABU PRESS
＊予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
＊海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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