ゴム午前=買い先行、上海夜間高や日経平均株価の大幅高を好感

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、買い先行。序盤は、上海夜間高や日経平均株価の大幅高を好感
し、買いが先行した。中盤に入ると、薄商いの中、日中取引の上海ゴムがしっかりと推
移していることを受けて、買いがやや優勢となっている。TSR20は、出来ず。
 午前11時32分現在のRSS3号は前営業日比1.7〜3.4円高。活発限月の1
月限は同1.7円高の323.7円、期先25年7月限は出来ず、推定出来高は277
枚(前日夜間取引含む)。

【ドル・円の動きに注意】
 8月5日に1ドル=141.70円まで急落後、反発を続けているドル・円だが、
148円前後では、戻り売り圧力が強い。前日の取引でも、節目の148円を突破し、
148.22円まで上昇したが、同水準では戻りを叩かれた。
 先週は日足ベースで2回、148円台手前で戻り売りを浴び、昨日は148円超で戻
りを叩かれた。先週からの値動きをみると、NY時間の売りが目立っている。ドル・円
の戻りが148円前後となれば、目先、144〜148円前後のレンジを形成すること
になりそうだ。その場合、JPXゴムRSS3号の戻りも一服となる可能性がありそう
だ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号が出来ず。TSR20は、買いが先行し、前営業日
比0.9〜1.4セント高で推移している。

 上海ゴムは堅調。午前11時00分現在、指標限月の2025年1月限は、前営業日
比175元高の1万6055元で推移している。

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