シカゴコーン市況=総じて反発、売り警戒やクロップツアーで買い戻される

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2024/09    370.25      378.50      370.00      378.00      + 7.50
  2024/12    392.00      400.75      391.75      400.25      + 7.75
  2025/03    411.00      419.50      410.50      419.25      + 8.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       432,913        415,391        1,570,618 (+ 6,054)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(8月15日までの週)
 コーン:116万6090トン(前週改定値:98万6183トン)
 小 麦: 34万7519トン(前週改定値:66万6662トン)
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*米農務省発表の週間コーン作付け進度報告(8月18日までの週)
 コーン:シルキング:97%(前週94%、前年98%、平年98%)
     ド ウ  :74%(前週60%、前年74%、平年71%)
     デント  :30%(前週18%、前年30%、平年26%)
     成 熟  : 5%(前週 − 、前年 3%、平年 3%)
     「良」以上:67%(前週67%、前年58%)
     「劣」以下:11%(前週10%、前年15%)
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*米気象庁発表の6−10日予報(8月25日−8月29日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。
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 コーンは総じて反発。終値の前営業日比は4.75〜8.25セント高。中心限月の
12月限は7.75セント高の400.25セント。

 前週に大きく値を下げた後で警戒感が強まるなか修正のために買い戻す動きが広がっ
た。プロ・ファーマーによるクロップツアーが開始するなか、これまでの高イールド見
通しを手掛かりにして売られた後の玉整理の動きが見られたこともこの日の上昇の一因
となった。
 12月限は392セントで取引を開始。欧州の時間帯を終えるまで限られたレンジ内
で高下し、シカゴの時間帯を迎えると391.75セントまで値を落とす場面も見られ
たが、その後は引けにかけて上値を探る足取りとなり一時は400.75セントまで浮
上。高値に近い水準を維持して取引を終えた。
 米農務省(USDA)が発表した8月15日までの週のコーン週間輸出検証高は
116万6090トンで前週改定値の98万6183トンを上回り100万トン台を回
復した。今年度の累計は5009万9221トンで前年同期の3618万1641トン
を約38%上回っている。
 USDAによると8月18日時点のコーンシルキング率は97%で前年および平年の
98%を下回った。またドウ率は前年と同率の74%で平年の71%を上回った。デン
ト率は30%で前年の30%と同率、平年の26%を上回った。成熟率は5%で前年お
よび平年の3%を上回った。作柄は良以上が67%で前週と同率、劣以下が11%で前
週から1%上昇。
米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは降雨の発生はなく、最高気温は25〜30℃程度となっている。コ
ーンと大豆は概ね平年を上回るペースで生育しているため今週に入ってからの気温の低
下は大きな影響は絵年されないものの、中西部北部の生育ペースが平年を下回っている
地域では気温の上昇が好ましい。
 今週は今後数日間はほぼ全国的に降雨は発生しないだろう。ただプレーンズ北部では
25〜50ミリの雨量を伴う降雨が発生する可能性がある。また、南東部から中西部に
かけて降雨は発生しない見込みだが、今週、中西部の最高気温は概ね26℃以下にとど
まる見通し。
 6〜10日間予報に関しては8月24〜28日間は全国的に気温は平年を上回るだろ
う。また、この間、コーンベルト中部および東部を含めた東部地域での雨量は平年を下
回る見込み。
 シカゴ小麦は期近が小幅下落。世界的な需給緩和が意識されるなか、米農務省(US
DA)発表の週間輸出検証高の伸び悩みが重石となった。中心限月の12月限は前日比
0.25セント安の552.25セントで終了。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)
 米プレーンズでは記録的な熱波の影響で未成熟の穀物にストレスが発生。オクラホマ
州では18日に43℃を記録した。プレーンズ北部のその他の地域では気温の上昇によ
り穀物の成熟や収穫が進行。プレーンズ中部では低温となっている。
 米南部ではメキシコ湾岸地域では雷雨による暑さが和らいでいるが、多湿が続いてい
る。テキサス東部では熱波が続いており19日の最高気温は38〜40℃を記録。対照
的に南東部内陸では夏穀物の成熟や収穫に適した天気が広がっている。
今日の材料
・コーンベルトでは降雨の発生はなく、最高気温は25〜30℃程度
・コーンベルトでは今週は低温傾向に。
・8月15日までの週のコーン週間輸出検証高は116万6090トンで前週改定値
 の98万6183トンを上回り100万トン台を回復。
・8月18日時点のコーンシルキング率は97%で前年および平年の98%を下回る。
・作柄は良以上が67%、劣以下が11%。
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