プラチナ午前=プラチナが反落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。ニューヨーク安と円高を受けて売
り優勢で始まった。その後は、円高一服が下支えになったが、ドル建て現物相場の上げ
一服に上値を抑えられた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが80円安〜6円高、プラチナミニが
74.0〜69.0円安、プラチナスポットが28円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが4573枚、プラチナミニが528枚、
プラチナスポットが1632枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは株安で上げ一服】
 プラチナは株安が圧迫要因になった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しが
強いが、ジャクソンホール会合待ちとなるなか、株高が一服した。23日のパウエル米
FRB議長の講演が待たれる。また上海プラチナの出来高が減少し、中国勢は高値での
買いを見送った。
 プラチナ先限は夜間取引で4445円まで下落した。ニューヨーク安と円高が圧迫要
因になった。円相場は1ドル=145円前後で円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の951.83ドルから、954ド
ル台まで上昇したのち、上げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは951.70ドル、パラジウムが928.69ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが955.70ドル、パラジウムが924.97
ドル。
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