●短期見通し穀物、まだ底入れ感は乏しい=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシは、豊作よる需給緩和見通しが強く、戻り売り優勢の展開が続く見通
し。前週のクロップツアーの報告内容も良好であり、豊作見通しが強化されている。産
地の熱波報告には注意が必要だが、受粉期も終わり天候リスクの織り込みは難しい。農
家売り圧力も強い。10セント刻みの値下がり局面が続こう。ただし、輸出拡大の兆候
が見られることには注意が必要。
 大豆は、産地気象環境は安定しており、豊作環境が維持されている。前週のクロップ
ツアーの報告内容も良好。受粉期も終わる季節的にも、ここから生産評価が大きく変わ
ることはないだろう。産地の熱波報告も、大きなインパクトは想定されていない。底入
れ確認には慎重スタンスが求められる。ただし、大口輸出成約報告が増えていることに
注意が必要。特に中国の在庫手当が本格化すると、底入れに向かう可能性はある。豊作
の売りに対して、輸出拡大が下げ相場にブレーキを掛けるのかが問われる地合になる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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