ＮＹ金・銀市況＝続落、ドル高や原油安が圧迫

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　　　　　　　　　　　 始　値　　 高　値　　　安　値　　　帳入値　　 前日比
   金　　    (24/10)  2536.7     2540.7      2504.8      2514.3     - 15.0
   　　  　  (24/12)  2559.8     2564.3      2527.8      2537.8     - 15.1
   銀　　　  (24/ 9)  2998.5     3010.0      2908.0      2920.1     - 77.9
   　　　　  (24/12)  3043.0     3054.5      2950.5      2962.8     - 79.8
　　　　　　　　　　　推定出来高　　前日出来高　　前日取組高　　  (前々日比)
　　金　　　 　　　    167,998       153,164       521,759        (-  4,114)
　　銀　　　　　　　    93,867        84,418       141,613        (-  3,956)
　注：４本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・ＮＹ為替　　　円　　　　ユーロ　　・ＮＹダウ　         41,091.42  - 159.08
     前日  143.97/99   1.1185/87   ・ナスダック         17,556.03  - 198.79
     本日  144.59/61   1.1119/21   ・１０年米国債利回り      3.84  +   0.01
・ＮＹ原油  (24/10)   74.52 - 1.01  ・ＳＰＤＲ保有金残高    856.12      0.00
注：SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時（日
本時間の翌日の午前8時）に更新予定。
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　ニューヨーク金、銀は続落。終値の前日比は金は１５．２〜１５．０ドル安、中心限
月の１２月限が１５．１ドル安、銀が８５．４〜７７．５セント安、中心限月の１２月
限は７９．８セント安。
　金１２月限は続落。時間外取引では、ドル高を受けて売り優勢となった。欧州時間に
入ると、手じまい売りなどが出て軟調となった。日中取引では、ドル高や原油安を受け
て下げ幅を拡大したが、売り一巡後は買い戻されて下げ一服となった。
　銀１２月限はドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
　ニューヨーク金１２月限は続落。時間外取引では２５３５．２〜２５６４．３ドルの
レンジで推移、前日比１６．９ドル安の２５３６．０ドルとなった。１２月限は高寄り
したのち、ドル高を受けて売り優勢となった。欧州時間に入ると、手じまい売りなどが
出て軟調となった。
　日中取引では、手じまい売りなどが出て２５２７．８ドルまで下落した。その後は、
ドル高一服を受けて下げ一服となり、２５４５．５ドルまで戻したが、戻りは売られ
た。
　ドル高や原油安が圧迫要因になった。３０日に発表される８月のユーロ圏の消費者物
価指数（ＨＩＣＰ）速報値を控えて欧州中央銀行（ＥＣＢ）の利下げに対する見方が残
るなか、ドルが買い戻された。一方、中東情勢の先行き懸念が残るが、落ち着いた状況
から原油安に振れたことも金の圧迫要因になった。
　ニューヨーク銀１２月限は、時間外取引で２９７５．５〜３０５４．５セントのレン
ジで推移し、前日比６３．６セント安の２９７９．０セントとなった。１２月限は高寄
りしたのち、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。欧州時間に入ると、手じまい
売りなどが出て下げ幅を拡大した。
　日中取引では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。その後は、ドル高一服が
下支えになったが、戻りあを売られると、序盤の安値を割り込み、２９５０．５セント
まで下落した。
　８月２７日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比１３００オンス増の１７１８万
３９１２オンス、銀は５８万０４８４オンス減の３億０６５１万２０２２オンス。

今日の材料
・９月の米利下げがほぼ確実視され、将来の金利引き下げペースに関心が向けられる状
況にあって、米金融当局者はインフレとの闘いの最後の１マイルに当たり漸進主義のア
プローチでまとまりつつある。
・パレスチナ自治区ガザでの停戦を巡り、イスラエルと仲介国の米国、エジプト、カタ
ールが、ドーハで「技術的・実務的」協議を開いている。
・北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）は、「ＮＡＴＯ・ウクライナ理事会」を開き、ウクラ
イナの防衛能力の一段の強化に向けたコミットメントを改めて確認した。
・米抵当銀行協会（ＭＢＡ）が発表した２３日までの週間住宅ローン平均約定金利は最
も利用される３０年固定金利型が前週比６ベーシスポイント（ｂｐ）低下の６．４４％
で、２０２３年４月以来の低水準となった。
MINKABU PRESS

• 海外粗糖市況＝ＮＹ粗糖３月限は０．６７セント安の２２．０７セント
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