穀物4品見通し=コーンは輸出好調もハーベストプレッシャーで頭重く推移か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
<大豆>
 シカゴ大豆11月限は8月16日に955セントまで値を落とした後は反発に転じ、
29日に990セント台を回復した。
 一代安値を更新する水準まで値を落としたことに加え、9月利下げ着手が確実視され
るなかでドル売り圧力が強まっていることが米国の輸出を促進す期待が台頭している。
8月20日以降は大口成約が連日発表されたうえ、29日に米農務省(USDA)発表
の週間純輸出成約高は240万トン超に達している。強気な輸出に支えられて1000
セント前後を目指す動きが見込まれるが、1000セント台に達すると値ごろ感が後退
する可能性がある。底意は強いながらも上げ余地が限られ、1000セントに近づくと
もちあいにシフトすると予想。
<コーン>
 シカゴコーン12月限は8月26日に360.5セントと一代の安値を再び更新した
後に切り返し29日は396セントまで戻した。
 大豆と同様にこれまでの下落の後で値ごろ感が強まるなか、輸出用需要が安定して強
気となっていることが買いを支援している。
 ただ、8月25日時点で成熟期を迎えている比率が11%に達しているうえ、元来、
冷え込みにも強いため今週に入ってからの米産地での気温の低下による影響も限られる
と見られる。また、9月を迎えると収穫が本格化し供給が増加するため、今後はハーベ
ストプレッシャー(収穫期の売り圧力)が強まることになりそう。
 4ドル相場回復が目前に迫っているものの、400セントを大きく超えるほどの勢い
には欠けると見られる。大豆とは異なり、これまで輸出が好調を保ってきているため、
ここから更に輸出用需要が伸びる余地も限られそう。
 これまでの下落後の修正からまだ上値は残してると見られるが、上げ余地が限られる
可能性から400セントを前後する足取りが想定される。
<小豆>
 取組はゼロとなっている。手出し難が続いている。
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