●短期見通し穀物、輸出改善で修正高の余地=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシは、豊作よる需給緩和見通しが強く、戻り売り優勢の展開が続く見通
し。受粉期が終了し、豊作は確定に向かう。産地で熱波が報告されるも、一時的な天候
リスクに留まろう。10セント刻みの値下がり局面が続く見通し。ただし、足元で新穀
の輸出成約拡大の兆候が見られることには注意が必要。季節的なものだが、輸出環境は
明らかに改善している。このまま輸出が更に上振れすると、下げ一服となる可能性は想
定しておきたい。投機筋の売りポジションには過熱感が強い。
 大豆は、豊作による需給緩和見通しが強い。産地では熱波も報告されているが、生産
障害の発生は報告されていない。受粉期も終わり、本格的な生産障害は想定されていな
い。農家の在庫売却圧力も強く、底入れ確認には慎重スタンスが求められる。50セン
ト刻みで下げ止まりの有無を探る局面になる。ただし、大口輸出成約報告が増えている
ことに注意が必要。中国などの買いが強化されている。需要環境の改善を手掛かりに、
安値修正が進む可能性は従来以上に高まっており、売り圧力は従来と比較すると鈍化し
やすくなっている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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