［今日の視点］とうもろこし＝シカゴ高・円安を受け買い優勢か

　とうもろこしは、夜間取引では出来ず。日中取引で出合いがあれば、シカゴの堅調と
１ドル＝１４４円台半ばの円安を受けて買い優勢となりそう。シカゴ期近１２月限と円
相場１ドル＝１４４．７０円からの換算値は４９０円程度の上昇。先限は商いの薄さか
ら３００円程度の上昇を予想。
　とうもろこし先限は３万４５００円が目先の下値支持線。引き続き、最も取組高の多
い期近１１月限の玉の動向や、唯一３万５０００円台を付け割高感のある期近１月限が
サヤ寄せするかどうかが注目される。

　２５日のシカゴコーンは堅調。小麦や大豆の堅調な足取りが買いを支援した。ただ、
期近１２月限は４１０セント台を維持しているものの、ハーベストプレッシャーが強ま
るなか上値は抑制されている。４１０セント台半ばに達すると上値を抑制される場面が
９月に入ってから続いてるため上げ余地も限られそう。需給相場期が本格化するなか、
４１０〜４１０セント台半ばの限られたレンジ内での高下が続くと予想される。
 ＪＰＸとうもろこし先限の寄り付き予想は３万４７００〜３万５０００円。本日の日
中取引の予想レンジは３万４７００〜３万５２００円。
＜今日の予定＞
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 金融政策決定会合議事要旨公表 7月30-31日分（日本銀行）
【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報（石油連盟）
【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査（資源エネルギー庁）
◆ 香港 ◆
【経済】17:30 貿易収支 2024年8月（香港統計局）
◆ スイス ◆
【経済】16:30 政策金利公表（スイス国立銀行）
◆ 南アフリカ ◆
【経済】18:30 生産者物価指数 2024年8月（南アフリカ統計局）
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 国内総生産 2024年4-6月期確報値（商務省）
【経済】21:30 耐久財受注 2024年8月速報値（商務省）
【経済】21:30 新規失業保険申請件数（労働省）
【経済】23:00 中古住宅販売仮契約指数 2024年8月（全米不動産協会）
【農産】21:30 週間穀物輸出成約高（USDA）
【納会】--:-- 金 2024年9月限（COMEX）
【納会】--:-- 銀 2024年9月限（COMEX）
【納会】--:-- 銅 2024年9月限（COMEX）
【納会】--:-- プラチナ 2024年9月限（NYMEX）
【納会】--:-- パラジウム 2024年9月限（NYMEX）
【納会】--:-- 天然ガス 2024年10月限（NYMEX）
MINKABU PRESS
＊予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
＊海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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