きょうもユーロドルは売りが優勢となり4日続落している。一時1.1035ドル付近まで下落し、21日線を下放れる展開が加速している。中東情勢の緊迫化でリスク回避のドル買いが出ているほか、市場がECBの10月利下げへの期待を高めていることがユーロを圧迫している。短期金融市場では90%超の確率で織り込んでいる状況。 来週フランスの予算案の詳細が発表されるが、それに向けて仏独国債利回りのスプレッドが抑制された状態が続けば、ユーロは恩恵を受ける可能性があるとの見方が出ている。バルニエ仏首相がきょう、25会計年度に約600億ユーロの歳出削減と増税を計画していると発表した。首相は拡大する財政赤字削減と投資家の信頼回復を目指している。 来週はその初期段階の詳細が発表されるが、これらの計画に左派政党からは反対が出る可能性があるものの、議会最大与党である右派および国民戦線には受け入れられやすいものになるだろうと述べている。計画が議会で承認される見通しが高まっており、それはフランス国債とドイツ国債の利回りスプレッドが小幅ながらも縮小していることに反映されているという。 EUR/USD 1.1051 EUR/JPY 161.44 EUR/GBP 0.8327 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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