シカゴコーン市況=小幅まちまち、USDA月例需給報告前で玉整理基調に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値    安 値   帳入値    前日比
  2024/12    420.25      423.50      420.00      421.00      + 0.25
  2025/03    437.50      441.00      437.25      438.00      - 0.25
  2025/05    446.75      450.00      446.50      447.25      - 0.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       277,106        390,899        1,494,666 (+ 12,633)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米エネルギー省発表の週間エタノール統計(10月4日までの週)
 生産量:日量103万8000バレル(前週比  2万3000バレル増)
 在 庫: 2215万4000バレル (前週比130万5000バレル減)
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*米気象庁発表の6−10日予報(10月15日−10月19日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る。
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 コーンは小幅まちまち。終値の前営業日比は0.50セント安〜2.25セント高。
中心限月の12月限は0.25セント高の421セント。
 引き続きロシアによるウクライナへの攻撃やロシア産地での乾燥を受けて黒海地域か
らの供給不安が高まるなか小麦は堅調となったが、コーンは米農務省(USDA)の需
給報告を控えるなか玉整理基調が強まり狭いレンジ内での往来に終始。中心限月の12
月限は420〜423.50セントと僅か3.50セントの値幅内での高下にとどまっ
た。米農務省(USDA)はコーンの大口成約を発表したが反応は限られた。
 12月限は420.25セントで取引を開始。アジアの時間帯に浮上し423.50
セントの高値に達した後は暫く422セントを下値支持線とするもちあいとなり、高値
に顔合わせする場面も見られたがシカゴの時間帯に軟化。終盤は420.75〜422
セントの狭いレンジ内での高下となり、この水準でもちあったまま引けを迎えた。
 米エネルギー省発表の10月4日までの週における1日当たりの平均エタノール生産
量は前週比2万3000バレル増の103万8000バレルだった。一方、同日時点の
エタノール在庫は前週比130万5000バレル減の2215万4000バレルだっ
た。
・11日の米農務省米国コーン生産量見通しの事前予想は以下の通り(単位億Bu、
海外主要通信社調べ)。
       予想平均      予想レンジ      前月     前 年
24/25 151.58   150.18  151.86 153.42
              −152.58
 米農務省(USDA)は仕向け地不明で24/25年度積みのコーン12万6000
トンの大口成約を発表した。
米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは西部では気温が上昇する一方、東部では気温が低下しているが、ど
ちらの地域でも降雨は発生していない。多くの地域で夏穀物の収穫は平年を上回るペー
スで進行。ただし、コーンベルト西部および北部では乾燥が進んでいる。
 東部時間9日午前8時時点でカテゴリー4に発達したハリケーン・ミルトンはフロリ
ダ州タンパ南西部およそ200キロに位置し、時速25キロで北東に向かって進んでい
る。今後、勢力は幾分弱まると予想されるものの、9日〜10日にかけてフロリダ州に
上陸する時には強い勢力を保ったままと見られる。このハリケーンに伴う雨量は150
〜300ミリが予想される。その他の地域では今後5日間は降雨は発生しないだろう。
 6〜10日間予報については10月14日〜10月18日にかけて気温は西部および
中部では平年並〜平年を上回るが、一方の東部では平年以下まで低下するだろう。
また、雨量はほとんどの地域で平年以下〜平年並が見込まれる。
 シカゴ小麦は続伸。ロシアの小麦産地の乾燥やロシアによるウクライナ攻撃を受けた
黒海地域からの小麦供給不安を支援材料に買い優勢となった。指標の期近12月限は、
今月3日以来の高値となる604.75セントまで上昇した。しかし高値を離れ、終値
ベースで600セント台回復には至らず、前日比4.25セント高の599セントで終
了。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)
 米プレーンズでは気温が大きく上昇し降雨の発生がない中、夏穀物の成熟および収
穫、そして冬小麦の作付が進行。ただ、土壌水分の乾燥が進んでいるため、一部の農家
は冬小麦の作付を先延ばししている。
 米南部ではハリケーンミルトンがフロリダ州のメキシコ湾岸地域に接近するなか、記
録的な勢力への対策が終盤を迎えている。ミルトンの上陸前にすでにフロリダ州南部で
は降雨が発生。その他の地域では降雨の発生は無く農作業が進行中。
今日の材料
・コーンベルトでは西部では気温が上昇する一方、東部では気温が低下しているが、
 どちらの地域でも降雨は発生せず。
・コーンベルト西部および北部では乾燥が進行。
・10月4日までの週における1日当たりの平均エタノール生産量は前週比2万
 3000バレル増の103万8000バレル。
・USDA)は仕向け地不明で24/25年度積みのコーン12万6000トンの大口
 成約を発表。
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