【場況】 金が続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相 場の堅調を受けて上値を伸ばした。銀もニューヨーク高を受けて先限が買い優勢となっ た。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が67〜83円高、金ミニが26.0円 安〜81.0円高、ゴールドスポットが249円高、銀が4.0円高。 午前11時2分現在の出来高は、金が1万5084枚、金ミニが4060枚、ゴール ドスポットが1907枚、銀が2枚。 【NY金は米CPIの伸び鈍化が支援】 金は米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化が支援要因になった。9月の米CPIは 前年比2.4%上昇と市場予想の2.3%上昇を小幅に上回った。しかし、2021年 2月以来約3年半ぶりの小幅な伸びにとどまったことで、米連邦準備理事会(FRB) は11月も利下げを継続する見通しだ。また米新規失業保険申請件数は、前週比3万 3000件増の25万8000件と、週間の増加幅としては2021年7月以来最大と なった。 米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、インフレ率が目標とする2%近辺まで低下 し、経済がほぼ完全雇用状態にある中、米FRBはこの状況を維持することを目指して いるとし、向こう1年から1年半の間に一連の利下げが実施されるとの見方を示した。 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、インフレ圧力の緩和が続く中、米FRBは 一段の利下げを実施していくと予想されると述べた。米アトランタ地区連銀のボスティ ック総裁は、経済指標で適切と示されれば、11月の米連邦公開市場委員会(FOM C)で利下げを見送ることに「問題はない」と述べた。 イスラエルは、イランによるミサイル攻撃に対する報復措置について協議した。米国 はイスラエル側に自制を求めているが、イスラエルが米国の要請を受け入れるかどうか は不明だ。サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタールを含む中東の湾岸 諸国は、イスラエルによるイランの石油施設に対する報復攻撃を阻止するよう米国に働 きかけている。 金先限は1万2654円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になった。円相場 は1ドル=148円台半ばまで円高に振れた。銀先限は151.4円に上昇した。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米消費者物価指数(CP I)の伸び鈍化を受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の2632.31ド ルから、買い優勢となった。 午前11時現在、金が2636.48ドル、銀は3120セントで推移。前営業日の 大引け時点は金が2615.13ドル、銀が3051セント。 MINKABU PRESS
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