トウモロコシは豊作による需給緩和見通しが強く、基調としては弱い状況が続いてい る。10月は米国内での収穫作業が進むため、ハーベスト・プレッシャーの影響が一層 強まり、400セント割れが意識されやすくなる。しかし、世界的な天候不順を背景に 小麦相場が堅調に推移しているため、トウモロコシの割安感が強く、小麦相場の軟化が なければ、大幅な調整安に至らず不安定な相場展開が続く可能性がある。11日のUS DA需給報告が重要な材料となる。 大豆についても、豊作による需給緩和の見通しが強く、ハーベスト・プレッシャーの 影響で値下がりリスクを抱えている。しかし、今季の南米では干ばつ傾向が強く、南米 地域の天候に不透明感があることが下落余地を限定している。ブラジルなどの降雨によ る調整売りが進むと、大豆市場の物色妙味が増すと考えられる。大豆相場は1000セ ント割れからの下落リスクが限定的とされ、上値抵抗線は1050〜1100セントと 見られている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。