LME市況=続伸、欧米株・貴金属高でリスクオンの動きで買い優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物          3カ月物
    アルミ        2,613.63  +    38.32     2,632.50  +    46.50
    アルミ合金      2,237.50        0.00     2,255.00        0.00
     銅         9,650.49  +    67.63     9,791.50  +    68.50
    ニッケル      17,615.14  +   326.44    17,864.00  +   323.00
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 アルミ3カ月物は続伸。2592ドルで小幅続伸で取引を開始。2588.50ドル
で買い支えられ、マイナスサイドに沈むことなく推移。前日の反発でテクニカル面から
押し目底確認ムードが強まり、2600ドル台を回復。2663ドルまで上昇した後、
高値を離れたが堅調に引けた。
 銅3カ月物は続伸。9746ドルで小幅続伸で寄り付いた。9693.50ドルに反
落する場面があったが、9700ドル割れは押し目買いで長く続かず、反発に転じた。
9月の米生産者物価指数(PPI)の落ち着きや、米金融大手JPモルガン・チェース
の好決算を受け、欧米の株高となったこと、貴金属市況の大幅高を背景に地合いを引き
締めた。9817ドルまで一段高となった後、上げ幅を縮小したが、堅調に取引を終え
た。
 ニッケル3カ月物は続伸。1万7530ドルで小反落で取引を開始。中国株の急落が
警戒されたが、1万7495ドルで下げ渋り、下値は堅く推移。その後、アルミ、銅の
堅調な動きに支援され、反発となり、1万7950ドルまで上昇。1万8000ドルが
抵抗線となったが、300ドル超の上げ幅を維持して引けた。
今日の材料
・11日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。
・中国上海総合指数は急反落、84.19ポイント安の3217.74ポイント。
・欧州株は上昇。独DAX指数が幅広く買われ、0.85%の上昇。英FTは0.19%の上昇。
・9月の米生産者物価指数(PPI)
 結果 0.0%
 予想 0.1% 前回 0.2%(前月比)
 結果 1.8%
 予想 1.7% 前回 1.9%(1.7%から修正)(前年比)
 結果 0.2%
 予想 0.2% 前回 0.3%(食品・エネルギー除くコア・前月比)
 結果 2.8%
 予想 2.7% 前回 2.6%(2.4%から修正)(食品・エネルギー除くコア・前年比)
・ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
 結果 68.9
 予想 70.9 前回 70.1
・ドルは堅調。ドル円は1ドル=149円台前半に上昇。ユーロドルは1ドル=
 1,0953ドルで上値を抑えられ、ほぼ前日と同水準で終了。
・米国株は大幅高。ニューヨークダウは409.74ドル高。過去最高値を更新。ナスダッ
 ク指数は60.89ポイント高。
・ニューヨーク貴金属はパラジウムを除き上昇。ニューヨーク原油は小幅安。
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