NY貴金属引け速報=金は続伸、中東リスクや米PPIが手がかり

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   24/12  2676.3  + 37.0       プラチナ    25/ 1   994.4  + 18.2
         25/ 2  2699.7  + 37.1               25/ 4   1003.6  + 18.5
    銀   24/12  3175.5  +  51.5      パラジウム   24/12  1069.80  -  2.40
        25/ 3  3217.8  +  52.3              25/ 3  1079.10  -  0.40
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 ニューヨーク金、銀は続伸。終値の前日比は金は36.6〜37.3ドル高、中心限
月の12月限が37.0ドル高、銀が50.8〜52.7セント高、中心限月の12月
限は51.5セント高。
 金12月限は続伸。イスラエルがイランに報復攻撃を実施する見通しであることが相
場を押し上げた。イランの核関連施設や石油インフラが標的となっている。9月の米生
産者物価指数(PPI)が11月や12月の米追加利下げを許容する結果だったことも
買い手がかり。ただ、現地時間10日夜のイスラエル内閣の協議がまとまらず、最終的
な決定はまだなされていないとの報道もある。イスラエル・ハヨム紙が伝えた。
 銀12月限は続伸。金相場に連動した。
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナは続伸、パラジウムは反落。前日比は、プ
ラチナが13.7〜18.5ドル高、中心限月の1月限が18.2ドル高、パラジウム
が3.60〜0.70ドル安、中心限月の12月限は2.40ドル安。
 プラチナ1月限は続伸。9月の米生産者物価指数(PPI)が11月や12月の追加
利下げを許容する結果だったことが買い手がかり。昨日、ボスティック米アトランタ連
銀総裁が11月の米利下げ見送りの可能性に言及しており、追加利下げに消極的な米当
局者がいるものの、米インフレ指標は米金融緩和の継続を示唆した。
 パラジウム12月限は反落。前日上昇した反動で売られた。
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