［今日の視点］とうもろこし＝シカゴ安から売り優勢、２４年１１月限が納会

　とうもろこしは、出合いがあればシカゴの下落を受けて売り優勢か。シカゴ１２月限
と１ドル＝１４９.７５円からの換算値は４７０円安。２１日移動平均を下抜いてくる
と下げ渋ることが見込まれるため３８０円程度の下落を予想。本日、納会となる２４年
１１月限の動きに左右される可能性あり。
　夜間では期近の２５年１月限が変わらずの３万５２００円で取引を終えた。最も取組
が多い期近１１月限が今日納会を迎えるが、同限月の取組が他限月にシフトするかどう
かが注目される。先限は３万４５００円が支持線。
　１４日のシカゴコーンは揃って続落。ロシア産地での降雨予測を受けた小麦の下落が
売り要因となった。ドル高傾向も上値圧迫要因となっており期近１２月限は終値ベース
で４１０セントを割り込んだ。南米の乾燥懸念による浮上分の相殺が続いており４００
セントが次の下値支持線になっている。
 ＪＰＸとうもろこし先限の寄り付き予想は３万４５００〜３万５０００円。本日の日
中取引の予想レンジは３万４４００〜３万５１００円。
＜今日の予定＞
◆ 日本 ◆
【経済】13:30 鉱工業生産指数 2024年8月確報（経済産業省）
【経済】13:30 小売業販売額 2024年8月確報（経済産業省）
【納会】--:-- とうもろこし 2024年11月限（大阪取引所）
【納会】--:-- 一般大豆 2024年10月限（大阪取引所）
◆ 中国 ◆
【納会】--:-- 上海ゴム 2024年10月限（上海期貨交易所）
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】18:00 鉱工業生産 2024年8月（EUROSTAT）
◆ ドイツ ◆
【経済】18:00 景況感指数 2024年10月（ZEW）
◆ フランス ◆
【経済】15:45 消費者物価指数 2024年9月確報（INSEE）
◆ イギリス ◆
【経済】15:00 雇用統計 2024年9月（国立統計局）
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 製造業景況指数 2024年10月（ニューヨーク連銀）
【農産】10/16 00:00 週間穀物輸出検証高（USDA）
【農産】10/16 05:00 週間穀物生育進度・作況状況（USDA）
◆ カナダ ◆
【経済】21:30 消費者物価指数 2024年9月（カナダ統計局）
【経済】21:30 卸売売上高 2024年8月（カナダ統計局）
MINKABU PRESS
＊予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
＊海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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