ゴム午前=軟調、日経平均株価の下落や上海安を嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、軟調。。寄り付きでは、日経平均株価が800円超の下落となっ
たことなどを嫌気して、売りが先行した。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが地合い
を緩めたことを受けて、一段安となり、軟調な展開となっている。TSR20は、出来
ず。

 午前11時25分現在のRSS3号は前営業日比9.3〜5.1円安。活発限月の期
中3月限は同9.3円安の383.8円、期先25年9月限は出来ず、推定総出来高は
319枚(前日夜間取引含む)。

【上海ゴム1月限の1万8000元割れに注意】
 上海ゴムの中心限月の期中1月限は、軟調な展開となっている。1月限は、10月8
日に1万9850元まで急騰後、急落し、11日には1万7745元まで水準を引き下
げた。その後の戻りは、14日の1万8525元までとなっている。今日の取引では、
1万8135元まで水準を引き下げており、節目の1万8000元に接近している。
 1万8000元をしっかり割り込むと、11日の安値1万7745元や9月23日の
安値1万7310元を試すことになりそうだ。同水準も下抜くと、節目の1万7000
元の攻防になる。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りが先行し、前営業日比
4.2〜3.3セント安で推移している。

 上海ゴムは総じて軟調。午前10時40分現在、指標限月の2025年1月限は、前
営業日比120元安の1万8155元で推移している。

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