[本日の見通し]ゴム=売り優勢、上海ゴムに注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 JPXゴムRSS3号は、軟調な展開になりそうだ。寄り付きは、上海夜間安や1ド
ル=149円台半ばの円高を背景に売りが先行した。
 今日はJPXゴムRSS3号は、上海安や円高を手掛かりに、売り優勢で推移すとる
みる。活発限月の3月限は、8日に419.7円まで急騰し一代の高値を付けた後、
徐々に上値を切り下げ、16日には一時382.7円まで下落した。その後、385〜
395円前後でもみ合いとなっている。また、終値ベースでは、385円を割り込んで
いない。今日は、終値ベースで385円を下抜くか注目したい。385円以下で引ける
ようなら、明日以降、売りが加速する可能性がありそうだ。
 上海ゴムの中心限月1月限は、10月8日に一代の高値となる1万9850元を付け
た後、17日には1万7615元まで下落した。現状、同水準が支持となり、反発場面
となっている。ただ、戻りも1万8500元の手前では重い。再度下攻めとなった場合
は、節目の1万7500元をしっかり割り込むから注目したい。

 午前9時34分時点の円相場は1ドル=149.35円付近で推移している。

 午前9時34分時点のゴムRSS3号活発限月の3月限は同6.5円安の388.0
円。今日の日中、予想される3月限のレンジ380.0〜395.0円前後。

 今後一週間先までのRSS3号3月限の予想レンジは370.0〜420.0円。
テクニカルからの下値支持線は385.0円(節目)、上値抵抗線は400.0円(節
目)。

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