［今日の視点］とうもろこし＝シカゴ高と１５１円台の円安から売り物薄

　とうもろこしは、夜間取引では期先２５年９月限が３４０円安、先限２５年１１月限
が変わらずとなった。シカゴ１２月限と円相場１ドル＝１５１円からの換算値は５１０
円高。日中取引ではシカゴの堅調や円安傾向を受けて買い優勢となってもおかしくない
ものの、閑散商いが見込まれるだけに先限は変わらずとなるか。売り物薄のなか、玉の
出方次第。
 期近３月限と期先２５年９月限が３万４６００円台で他限月と比較し割安感がある。
夜間取引では売り優勢となっているが、３万５０００〜３万６０００円台を付けている
他限月にこれらの２限月がサヤ寄せするかが注目される。
　２２日のシカゴコーンは続伸。連日米農務省（ＵＳＤＡ）が大口成約を報告している
ことを受け、輸出用需要期待が高まり中心限月の１２月限は終値ベースで４１０セント
台を回復。中国の景気刺激策に対する期待感から大豆高となったことも強気材料視され
ている。米産地の収穫は終了に向かっており豊作観測もすでに織り込んだ感が強い。一
時は４００セント割れ直前まで値を落としながらも切り返したことで弱材料を織り込ん
だ形となっているため底意は強そうで、１２月限は４１０セント台を維持する足取りが
想定される。
 ＪＰＸとうもろこし先限の寄り付き予想は３万５７００〜３万５８５０円。本日の
日中取引の予想レンジは３万５６００〜３万６０００円。
＜今日の予定＞
◆ 日本 ◆
【経済】14:00 チェーンストア販売統計 2024年9月（日本チェーンストア協会）
【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報（石油連盟）
【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査（資源エネルギー庁）
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 消費者信頼感指数 2024年10月（トルコ統計機構）
◆ 南アフリカ ◆
【経済】17:00 消費者物価指数 2024年9月（南アフリカ統計局）
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数（MBA）
【経済】23:00 中古住宅販売統計 2024年9月（全米不動産協会）
【工業】23:30 週間石油統計（EIA）
◆ カナダ ◆
【経済】22:45 政策金利発表（カナダ銀行）
MINKABU PRESS
＊予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
＊海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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• ［ワンポイント・テクニカル］ドル建て金現物
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