中東情勢は依然として不安定だが、先高感の形成は難しい。中東の戦闘が激化してい るが、現実の原油供給障害は発生していない。このまま地政学リスクに留まるのであれ ば、70ドル割れの取引時間が増える見通し。仮にイスラエルがイラン石油施設を攻撃 すると吹き上げるが、現時点でのメインシナリオではない。今後は需給緩和圧力が強ま る見通しであり、供給障害を伴わない地政学リスクでは、戻り売り優勢の地合は崩れな いだろう。年初来安値更新の可能性も想定されるが、60ドル台中盤まで下げると、石 油輸出国機構(OPEC)プラスの減産縮小計画が修正を迫られる可能性がある。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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