LME市況=アルミ・銅は金・原油高を受けて反発、ニッケルは続落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
           現物          3カ月物
    アルミ        2,643.59  +    28.58     2,677.50  +    27.50
    アルミ合金      2,242.50  +     0.50     2,255.00        0.00
     銅         9,469.40  +   101.98     9,602.50  +    95.50
    ニッケル      15,921.83  -   125.54    16,167.00  -   128.00
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 アルミ3カ月物は反発。2649ドルで小安く取引を開始した後は、前日の軟調地合
いを引き継いだ売りに下押され2593.50ドルの安値まで軟化。前日の安値を下抜
き10月22日以来の水準まで値を落としたことで下げ渋った。その後、欧州時間を終
えるまで上値を抑制される足取りを展開。米国の時間は貴金属、原油相場の堅調な足取
りが手掛かりとなって浮上し2685.50ドルの高値に到達。上げ幅を縮小したが堅
調に引けた。
 銅3カ月物は反発。9567.50ドルで堅調で取引を開始。その後は軟化に転じ一
時9483.50ドルまで値を落とした。欧州の時間帯は欧州株の頭重い足取りを受け
て安もちあいとなったが、金、原油相場が強い足取りに転じたことが手掛かりとなって
地合いを引き締めた。終盤に9608ドルの高値を付けた後、この日の高値に近い水準
を維持して終了。取引レンジ自体は前日とほぼ同水準だったが、終値で9600ドル台
を回復した。
 ニッケル3カ月物は続落。1万6295ドルと前日終値と同値で取引を開始し、序盤
は1万6330ドルの高値まで浮上する動きも見られたが、その後、下げに転じた。1
万6105ドルの安値まで値を落とした後、下値を切り上げたが、戻り待ちの売りに下
押され、軟調に引けた。
今日の材料
・25日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。
・中国上海総合指数は反発、19.44ポイント高の3299.70ポイント。
・欧州株はまちまち。英・仏株価指数が小幅安。独株価指数は小幅高。
・9月の米耐久財受注(速報値)
 結果 -0.8%
 予想 -1.0% 前回 -0.8%(0.0%から修正)(前月比)
 結果 0.4%
 予想 -0.1% 前回 0.6%(0.5%から修正)(輸送除くコア・前月比)
・ドルは上昇。ドル円は1ドル=152.30円台まで上昇となり、堅調。ユーロドルは
 今月21日以来の高値となる1ユーロ=1.0839ドルをつけたが、戻り売りで軟化。
・米国株はニューヨークダウが5日続落となり、259.96ドル安。ナスダック指数は
 103.12ポイント高(0.56%高)。
・ニューヨーク貴金属は銀の小幅安を除き上昇。ニューヨーク原油は反発。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。