プラチナ午前=プラチナが続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢
で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上昇を受けて堅調となった。パラジウムの
商いは成立しなかった。
 新甫2025年10月限はプラチナが5092円、プラチナミニが5099.5円で
発会した。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが87〜117円高、プラチナミニが
64.0〜91.5円高、プラチナスポットが179円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが9407枚、プラチナミニが744枚、
プラチナスポットが1091枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは金堅調や株高が支援】
 プラチナは金堅調や株高が支援要因になった。中東情勢に対する懸念が後退したが、
米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しに変わりはなく、金に押し目買いが入っ
た。また株高に振れたことも支援要因になった。
 プラチナ先限は5135円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が支援要因になっ
た。円相場は衆院選での自民党大敗を受けて1ドル=153円台後半の円安に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の1034.11ドルから、金堅調につ
れ高となった。
 午前11時現在、プラチナは1040.80ドル、パラジウムが1219.47ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1023.55ドル、パラジウムが
1197.14ドル。
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