海外市況サマリー(8日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/12 2,694.8  -11.0  シカゴ大豆  2025/ 1 1,030.25   +4.00
NY銀     2024/12 3,144.9  -40.6  シカゴコーン 2024/12   431.00   +3.50
NYプラ    2025/ 1   978.5  -20.6  NY原油   2024/12    70.38   -1.98
NYパラ    2024/12  992.20 -28.50  ドル・円               152.49   -0.42
*ドル・円は日本時間の午前6時20分現在。
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◎NY外為=ドル円は152.50円水準で推移
 為替市場でドル円は東京市場午後からロンドン市場にかけて売りが目立った。東京午
前はドル買いが強まる場面が見られ、153.37円を付ける場面が見られたが、加藤
財務相が円安牽制発言を行ったことなどをきっかけに売りが強まると、ロンドン市場で
152.10円台までと1円超の下げとなった。その後は買い戻しで152.80円台
に戻したが、戻り売りで再度、軟化。今週の米大統領選、米連邦公開市場委員会と言う
大きなイベントを経て、動きを見せた後だけに行き過ぎた動きには調整が入った。
◎NY貴金属=金は反落、米大統領選後のドル高傾向が継続
 ニューヨーク金、銀は反落。
 金12月限は反落。米大統領選後のドルインデックスが堅調に推移していることが金
相場を引き続き圧迫し、利益確定の売りが優勢だった。トランプ次期米大統領はドル建
て取引を忌避する国に対して敵対的で、世界的にドルが潤沢に流通し米国債市場を支
え、債務拡大が米景気拡大の推進力となる従来のシステムを維持しようとする見通し。
バイデン政権のもとでは、BRICS諸国を中心にドル離れが進んだ。金相場に連動
し、銀も反落。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムは続落。
 プラチナ1月限は反落。ドル高が重しとなった。米大統領選でトランプ前大統領が返
り咲きを果たした後、ドルインデックスは堅調に推移している。ただ、主要な米株価指
数が最高値の更新を続けていることはリスク資産の一角であるプラチナの支援要因。
 パラジウム12月限は続落。ドル高傾向が継続していることが圧迫要因。
◎LME=反落、中国の景気不安とドル堅調から軟調
 アルミ3カ月物は反落。2704ドルで小幅続伸で取引を開始。その後、2713.
75ドルまで上げ幅を拡大。前日の高値2732ドルに届く前に銅の軟化と歩調を合わ
せ、下げに転じた。2616ドルで買い支えられ、前日の安値2414.50ドルを試
す下げにはならなかったが、ほぼ前日の上げ幅を失う下落となった。
 銅3カ月物は反落。9665ドルでほぼ変わらずで寄り付いた後、9674ドルまで
小幅続伸となった。しかし前日の高値9688.50ドルが抵抗線となり、戻り売りで
軟化。今月4日から8日に中国の全人代が開催されたが、景気刺激策が不十分との見方
で中国の景気不安が払しょくできず、下げ幅を拡大した。9410.50ドルで下げ渋
り、9400ドル割れはなかったが、ドルが堅調に推移から戻りは鈍く、200ドル超
の下落で軟調に引けた。
◎NY原油=反落、「ラファエル」は米国に上陸しない見通しに
 ニューヨーク原油の当限は反落。
 米メキシコ湾岸に向かっていたハリケーン「ラファエル」が進路を変え、勢力を弱め
つつ南下する見通しとなったことが重し。米国立ハリケーンセンター(NHC)による
と、来週にかけて「ラファエル」は熱帯性低気圧に弱まっていく可能性が高い。米国の
海上油田では日量40万バレル規模の減産が発生しているが、生産はまもなく回復する
見通し。8日に終了した中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会で、地方政府の隠
れ債務に対する10兆元規模の施策が発表され、景気対策の発表が見送られたことも重
し。
◎シカゴ大豆・コーン=期近は続伸、USDA需給報告で需給引き締まり観測
 大豆は期近〜期中が続伸。
 米農務省(USDA)月例需給報告では24/25年度の米国需給引き締まり観測が
示されたことが期近〜期中限月の買い支援要因となった。期近1月限は一時10月9日
以来の水準まで上伸し堅調地合いを維持して終えた。ただ、高値からは10セント以上
値を落とした。

 コーンは軒並み続伸。
 米農務省(USDA)月例需給報告では米国の24/25年度輸出見通しは前月と同
量に据え置かれたものの、イールド予測が引き下げられたことで需給引き締まり観測が
示されたことが買い支援要因となった。ただ、今年6月28日以来の水準まで上昇した
後に上げ幅を縮小しており、目先の上げ一巡の可能性を示す動きとなった。

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