シカゴコーン市況=軒並み続伸、USDA需給報告での需給引き締まり予測で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2024/12    427.50      434.75      426.75      431.00      + 3.50
  2025/03    440.50      447.75      440.00      444.25      + 3.75
  2025/05    447.50      454.25      447.25      451.50      + 3.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       686,327        554,450        1,671,746 (-  7,389)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省発表の米国需給報告(11月8日発表:カッコ内は前月見通し)
2023/24年度
作付面積    :  9460万エーカー  (  9460万エーカー)
単  収    :     177.3Bu  (    177.3Bu)
期初在庫    : 13億6000万Bu  ( 13億6000万Bu)
生  産    :153億4100万Bu  (153億4100万Bu)
輸  入    :    2800万Bu  (    2800万Bu)
供給合計    :167億2900万Bu  (167億2900万Bu)
飼料用     : 58億0700万Bu  ( 58億1400万Bu)
食品・種・工業用: 68億6900万Bu  ( 68億6200万Bu)
内エタノール  : 54億7800万Bu  ( 54億7100万Bu)
輸  出    : 22億9200万Bu  ( 22億9200万Bu)
需要合計    :149億6900万Bu  (149億6900万Bu)
期末在庫    : 17億6000万Bu  ( 17億6000万Bu)
在庫/消費率  :      11.8%  (      11.8%)
2024/25年度
作付面積    :  9070万エーカー  (  9070万エーカー)
単  収    :     183.1Bu  (    183.8Bu)
期初在庫    : 17億6000万Bu  ( 17億6000万Bu)
生  産    :151億4300万Bu  (152億0300万Bu)
輸  入    :    2500万Bu  (    2500万Bu)
供給合計    :169億2800万Bu  (169億8900万Bu)
飼料用     : 58億2500万Bu  ( 58億2500万Bu)
食品・種・工業用: 68億4000万Bu  ( 68億4000万Bu)
内エタノール  : 54億5000万Bu  ( 54億5000万Bu)
輸  出    : 23億2500万Bu  ( 23億2500万Bu)
需要合計    :149億9000万Bu  (149億9000万Bu)
期末在庫    : 19億3800万Bu  ( 19億9900万Bu)
在庫/消費率  :    12.9%    (      13.3%)
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*米気象庁発表の6−10日予報(11月14日−11月18日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
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 コーンは軒並み続伸。
 米農務省(USDA)月例需給報告では米国の24/25年度輸出見通しは前月と同
量に据え置かれたものの、イールド予測が引き下げられたことで需給引き締まり観測が
示されたことが買い支援要因となった。ただ、今年6月28日以来の水準まで上昇した
後に上げ幅を縮小しており、目先の上げ一巡の可能性を示す動きとなった。
 12月限は427.50セントで取引を開始した後はUSDA月例需給報告待ちのな
か、428.50セントを上値抵抗線にして限られたレンジ内で高下。米国の時間帯を
迎えると次第に値位置を切り上げながらも431.50セントで伸び悩んだ。USDA
月例需給報告が発表されると434.75セントの高値まで急浮上。その後、428
セントを割り込む水準まで一気に値を落としたが押し目買いに支えられ430セント台
で引けを迎えた。
 米国の23/24年度需給見通しは供給項目は全項目が据え置かれ、一方の需要項目
は飼料用が700万Bu引き下げられたがエタノール生産用が700万Bu引き上げ
られたことに相殺されため、期末在庫量は前月の17億6000万Buに、期末在庫率
は前月の11.8%に据え置かれた。
 一方の24/25年度の米需給予測は供給項目でイールド観測が引き下げられたこと
で生産量予測は前回の152億0300万Buから151億4300万Buに引き下げ
られた。需給項目は全て前月と同量に据え置かれ、期末在庫率は前月の13.3%から
12.9%に引き下げられた。
 24/25年度のブラジル及びアルゼンチンの生産量見通しは生育初期時点の乾燥に
も関わらず前月と同量の1億2700万トン、5100万トンに据え置かれた。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。

<ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州>
 この24時間は散発的な降雨が発生。気温は平年を上回った。

 今後8〜10日は概ね降雨は発生しないが11日夜間に降雨が発生する見込み。気温
は8〜9日は平年並となり、10〜11日は平年を上回るだろう。
ブラジル南部ではコーン及び大豆の生育に適した環境となっている。
<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
 この24時間は散発的な降雨が発生。気温は平年並〜平年を上回った。

 今週は12日まで引き続き散発的な降雨となり、この間の気温は平年並〜平年を上回
るだろう。雨に恵まれブラジルの産地中部の大豆およびコーンの生育環境は良好を維持
している。

<アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部>
 この24時間は局地的な降雨が発生。気温は平年並。
 11日まで局地的な降雨が続く見通しだが、12日は降雨は発生しないだろう。気温
は平年並が続く見込み。アルゼンチンでは降雨によりコーン及び大豆の作付及び生育に
適した環境を維持。

<アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部>
 この24時間は散発的な降雨が発生。気温は平年並。

 8日には降雨は止んでいる。一方の気温は8日まで平年並。アルゼンチン南部でも降
雨が続きコーン及び大豆の作付及び生育に適した状態が続いている。
 シカゴ小麦は小幅まちまち。指標の期近12月限は小幅高。米産地の乾燥が生産量に
どの程度の影響を与えるかが警戒されていたにもかかわらず、米農務省(USDA)月
例需給報告で24/25年度の米国の需給が僅かながら緩和の可能性が示されたが、他
農産物の上伸が買いを支援した。
 中心限月の12月限は前日比1.00セント高の572.50セントで終えた。
 米農務省(USDA)月例需給報告で24/25年度米小麦は生産量予測は前月と同
量の19億7100万トンで据え置かれたが輸入量予測が前月から500万Bu引き上
げられた。一方の需要項目は食用が200万Bu引き上げられたが、期末在庫量予測は
前月の8億1200万Buから8億1500万Buへ上方修正された。
今日の材料
・ブラジル南部産地では降雨が続きコーン、大豆の生育に適した状態続く。
・ブラジル中部産地では雨に恵まれコーン、大豆の生育環境は良好。
・アルゼンチン産地は全体的に雨に恵まれている。
・米国の23/24年度期末在庫率は前月の11.8%に据え置かれる。
・24/25年度の米需給予測は生産量予測の引き下げを受けて期末在庫率は前月の
 13.3%から12.9%に引き下げられる。
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