前週は345.00円まで値下がりして8月23日以来の安値を更新した後、360 円台中盤まで切り返す展開になった。産地供給不安の解消を受けて、値下がり傾向は維 持された。しかし、週中盤以降は上海ゴム相場が突如急反発し、つれてJPXゴム相場 も反発に転じた。特に積極的な買い材料は見当たらなかったが、中国政府の景気対策へ の期待感、短期的な売られ過ぎ感が、安値修正を促している。 今週は、上値の重さを再確認する展開になろう。11月8日に中国政府が景気刺激策 を発表するとの期待感が強くなっていたが、先送りされている。中国景気刺激策への期 待感を更に織り込んでいくことは難しく、期待先行の上昇地合は修正を迫られやすい。 産地気象環境にも注意が必要だが、上海ゴム相場が上げ一服となれば、調整売りが上値 を抑えよう。改めて供給不安を織り込む余地は乏しい。380円水準を戻り高値に、改 めて350円水準を打診する方向でみておきたい。 予想レンジは350〜380円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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