前週は底固い展開になった。良好な輸出環境を手掛りに、改めて買い優勢の展開になっ た。大口輸出成約の報告も目立った。価格上昇でも輸出需要の強さが、相場上昇に直結 した。米産地では収穫作業が順調に進んでおり、供給圧力は強い。また、南米の気象が 安定していることもネガティブ。一方、8日には米農務省(USDA)需給報告が発表 されたが、イールド見通し下方修正がポジティブ材料視された。 今週も輸出動向が注目される。価格上昇でもこのまま高水準の輸出成約が続き、更に 大口輸出成約が報告されると、更に上値を切り上げる可能性がある。トウモロコシ相場 は435セントを上抜くと、チャート主導の買も膨らみやすくなる。435セントの上は 450セントまで抵抗線が切り上がる。大豆は1070セントが打診される。ただし、供 給圧力は依然として強く、南米の天候リスクも抑制されている。輸出が一服すると、戻 りを売られるリスクが高まる。 予想レンジは、トウモロコシが410〜450セント、大豆が1000〜1070セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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