[今日の視点]貴金属=総じて反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、総じて反落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優
勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調と
なろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は3.62ドル安の
2683.25ドル、銀が24セント安の3128セント、プラチナが17.31ドル
安の970.60ドル、パラジウムは22.43ドル安の991.31ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=152.69/71円で、前営業日の
大引け時点から0.01円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が1万3240円前後、銀は157.0円前後、プラチナ
は4770円前後、パラジウムは5100円前後。
【NY金はドル高が圧迫】
 金は前週末の海外市場では、ドル高を受けて売り優勢となった。
 金はドル高が圧迫要因になった。米大統領選後のドル高が再開したことを受けて売り
優勢となった。11月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値は73.0と、前月の
70.5から上昇し、4月以来7カ月ぶりの高水準となった。共和党支持者の間での見
通しが明るくなったことが寄与した。市場予想の71.0も上回った。1年先の期待イ
ンフレ率は2.6%で前月の2.7%から小幅に低下し、20年12月以来の低水準と
なった。米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、「経済の回復力には驚いてい
る。もしそれが持続し、今後も構造的により生産性の高い経済が続くのであれば、利下
げはさほど必要ないだろう」と述べた。ホワイトハウスの報道官は、バイデン米大統領
が先の大統領選で勝利したトランプ前大統領をホワイトハウスに招待し、13日に執務
室で会談すると発表した。
 カタール外務省は、イスラム組織ハマスとイスラエルに対し、双方が協議を再開する
「意思と真剣さ」を示すまで、パレスチナ自治区ガザでの停戦交渉の仲介を中断すると
伝えたと明らかにした。ウクライナは10日、ロシアの首都モスクワ周辺を少なくとも
34機の無人機で攻撃した。ロシアが2022年、ウクライナに侵攻して以来、モスク
ワに対する最大規模の無人機攻撃となった。
 銀は前週末の海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
【NYプラチナはドル高や金軟調が圧迫】
 プラチナは前週末の海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。米大統領選後のドル高が再開した。
また中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会は、経済のシステミックリスクとなっ
ている地方政府の「隠れ債務」について10兆元規模の対策を決定した。米大統領選で
トランプ前大統領が勝利したが、今後発表される政策を確認してから刺激策を拡大する
見通しとなった。10月の中国の消費者物価指数(CPI)は前年比0.3%上昇と、
伸びは前月の0.4%から鈍化した。生産者物価指数(PPI)は引き続き低下し、中
国政府の最新の景気刺激策ではデフレ脱却には不十分であることが示唆された。
<今日の予定>
●仏(第一次大戦休戦記念日)、米(退役軍人の日)、加(戦没者追悼日)
・国際収支(経常収支) 2024年9月(財務省)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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