週明け11日の穀物相場は全体的に上値の重い展開になった。ただし持高調整が中心 であり、積極的な売買は行われていない。前週は良好な輸出環境を手掛りに買い優勢の 展開になっていたが、その反動から利食い売りが膨らんだ。ただし、改めて大口輸出成 約報告が続くようなことがあると、上昇相場が再開される可能性もあり、輸出動向が重 視される地合が続く。 小麦相場が最近のボックスを一時下抜けする展開になったことには注意が必要。米産 地で降雨が観測されていることに加えて、ロシア産の輸出価格が切り下げられている。 ロシアについては詳細は不明だが、需要の弱さからディスカウント対応を迫られている 可能性が指摘されている。小麦相場の値下がりが鮮明になると、トウモロコシ相場も上 値を圧迫されやすくなる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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