海外市況サマリー(12日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/12 2,606.3  -11.4  シカゴ大豆  2025/ 1 1,010.50  -11.75
NY銀     2024/12 3,075.9  +14.6  シカゴコーン 2024/12   428.50   -1.50
NYプラ    2025/ 1   948.2  -21.3  NY原油   2024/12    68.12   +0.08
NYパラ    2024/12  940.90 -41.40  ドル・円               154.60   +0.94
*ドル・円は日本時間の午前6時20分現在。
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◎NY外為=ドル円は154.90円台まで上昇
 為替市場はトランプ・トレードが続いており、ドルの上値追いが優勢となっている。
NY時間にかけてドル円は154円台を攻め始めている状況。ストップを巻き込んで
154.90円台ばまで上昇した。休日明けの米国債利回りも上昇して始まっており、
ドル円を支援した。ドル円は200日線の上をしっかりと維持し、9月中旬からのリバ
ウンド相場を堅持。目先は155円を突破し、155−160円のゾーンにレベルシフ
トできるか注目される。
 来年のトランプ政権の誕生でドル高を見込む動きが根強い。減税や財政拡大によるイ
ンフレ再燃懸念もあるが、トランプ氏の貿易政策で、中国のみならず、特にユーロ圏経
済への悪影響が懸念される中、米国一強への見方もドル高を支援しているようだ。
◎NY貴金属=総じて続落、ドル高や米国債の利回り上昇で
 ニューヨーク金は続落、銀は反発。
 金12月限は続落。時間外取引では、トランプトレードに対する警戒感を受けて売り
優勢となった。欧州時間に入ると、下げ幅を拡大した。日中取引では、買い戻されて下
げ一服となったが、ドル高や米国債の利回り上昇を受けて戻りを売られた。
 銀12月限は金軟調につれ安となったが、日中取引で買い戻されて下げ一服となっ
た。
 プラチナ系貴金属(PGM)は続落。
 プラチナ1月限は続落。時間外取引では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となっ
た。欧州時間に入ると、下げ幅を拡大した。日中取引では、買い戻されて下げ一服とな
ったが、ドル高や米国債の利回り上昇、株安を受けて戻りを売られた。
 パラジウム12月限はドル高や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。
◎LME=続落、米中関係の不安やドル高などから軟調
 アルミ3カ月物は続落。2576ドルで売り優勢で取引を開始。その後、2664.
50ドルまで上昇し、反発する場面があったが、米中関係不安からアジア株安が進行し
を受け、下落に転じた。アジアの時間の終盤に2544ドルの安値を付けた。欧州の時
間帯は2550〜2560ドルのレンジを中心とする安もみとなった後、わずかに下げ
幅を縮小したが、ドル高、欧州株の下落が嫌気され、軟調に引けた。
 銅3カ月物は大幅続落。3ケタ安後で買い戻しが先行し9333ドルで小高く取引を
開始。アジアの時間の序盤に9358.50ドルまで値を切り上げたが、高値を離れた
後はトランプ次期大統領が対中強硬派を国務長官(外務大臣に相当)や国家安全保障担
当補佐官に指名すると伝えられたことで米中関係が不安視されたことを受けて、アジア
株安が進行したことで下値探りに転じた。欧州の時間帯に9月11日以来の安値となる
9107ドルまで値を落とした。その後、下値を切り上げたが200ドル近い下落で引
けた。
◎NY原油=小反発、OPEC月報やドル高で下振れ後に戻す
 ニューヨーク原油12月限は小反発。
 先週発表された中国の全人代での景気刺激策に対する失望感が続くなか、この日石油
輸出国機構(OPEC)の月報で、今年と来年の石油需要見通しの伸びを下方修正され
たことや、ドル高がさらに進展するなか、高値更新が続いていたダウ平均株価も反落し
たことで上値の重い展開。一時直近安値を更新する場面もあったが、後半にその安値か
ら切り返して結局小幅高水準まで戻した。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は対中関係の不安で続落、コーンは小幅続落
 大豆は揃って続落。
 米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高は200万トン台を維持し好調な輸出が
示されたものの、トランプ氏が大統領に就任した後の対中関係に対する不安感から売り
優勢となった。1月限はドル買いの動きも重石となるなか、2ケタ安を記録。

 コーンはおおむね小幅続落。
 米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高は前週と同じ70万トン台だったが、ド
ル高傾向や大豆の下落を受けて売り優勢となった。ただ、すでに米国産コーンの需給改
善予想から下げ幅は限られた。

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