ゴム午前＝続落、下値切り上げも上海ゴム安で戻り売り圧力が根強い

【市況】
　ゴムＲＳＳ３号は、続落。序盤、期中３、４月限が円安から買い先行となる場面があ
ったが、上海ゴムの夜間取引の下落からあっさりとマイナスサイドに軟化。前日まで日
足が陰線続きとなるなど、弱気のテクニカル要因から、早々に売り崩された。売り一巡
後は下値堅く推移。午前１０時頃から緩やかに下値を切り上げる動きとなったが、戻り
売り圧力は根強く、売り優勢。期近から期中が売り優勢だが、下げ幅は限月によって異
なる展開。期中３、４月限は下値堅い動きとなっている。
　ＴＳＲ２０は出来ず。

　午前１１時５１分現在のＲＳＳ３号は前営業日比７．０〜１．２円安。活発限月の４
月限は同３．４円安の３４３．４円、期先２５年１０月限は出来ず、推定総出来高は
６８０枚（前日夜間取引含む）。

【４月限は３４５．８円まで下げ幅を縮小】
　今日午前のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、上海安から売り優勢。序盤、期中４月限が下げ
に転換した場面では、一段安となり、３４０円を試す下落は有り得るかともみられた
が、３４５．８円まで下げ幅を縮小した。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、ＳＳ３号は期近２、３月限が約定し、５．３〜２．７セント
安。ＴＳＲ２０は売りが先行し、前営業日比３．２〜２．４セント安で推移している。

　上海ゴムは下落。午前１１時１０分現在、指標限月の２０２５年１月限は、前営業日
比１８５元安の１万７８２０元で推移している。１万７７７０元まで下落。

MINKABU PRESS

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